Red Hat Data Grid


Data Grid は、高性能の分散型インメモリーデータストアです。

スキーマレスデータ構造
さまざまなオブジェクトをキーと値のペアとして格納する柔軟性があります。
グリッドベースのデータストレージ
クラスター間でデータを分散および複製するように設計されています。
エラスティックスケーリング
サービスを中断することなく、ノードの数を動的に調整して要件を満たします。
データの相互運用性
さまざまなエンドポイントからグリッド内のデータを保存、取得、およびクエリーします。

1. Data Grid RESP エンドポイント

シングルポートエンドポイントでは、RESP エンドポイントはデフォルトで有効になっています。Redis クライアント接続は自動的に検出され、内部コネクターにルーティングされます。RESP エンドポイントは以下で動作します。

  • スタンドアロンの Data Grid Server デプロイメントは、各サーバーインスタンスが独立して実行する構成であり、その動作はスタンドアロンの Redis と完全に同等です。
  • サーバーインスタンスが相互にデータを複製または分散する、クラスター化された Data Grid Server デプロイメント。クラスター化されたデプロイメントは、クライアントにフェイルオーバー機能を提供します。

前提条件

  • Data Grid Server をインストールします。

検証

Data Grid Server を起動するときに、次のログメッセージを確認します。

[org.infinispan.SERVER] ISPN080018: Started connector Resp (internal)

Redis クライアントを使用して RESP エンドポイントに接続できるようになりました。たとえば、Redis CLI を使用すると、次のようにしてエントリーをキャッシュに追加できます。

redis-cli -p 11222 --user username --pass password
127.0.0.1:11222> SET k v
OK
127.0.0.1:11222> GET k
"v"
127.0.0.1:11222> quit

1.1. RESP エンドポイントのキャッシュの設定

RESP エンドポイントは respCache キャッシュを自動的に設定して開始します。このキャッシュの設定は次のとおりです。

  • Data Grid Server のクラスタリングモードに応じて、local-cache または distributed-cache になります。
  • キーと値の両方に対して application/octet-stream エンコードを使用します。
  • RESPHashFunctionPartitioner ハッシュパーティショナー。Redis クライアントで使用される CRC16 ハッシュをサポートします。
キャッシュの明示的な設定

RESP コネクターの要件に違反しない限り、キャッシュのカスタム設定を指定できます。違反すると、サーバーが例外を出力し、起動しません。主な制約は次のとおりです。

  • ハッシュパーティショニング関数は、org.infinispan.distribution.ch.impl.RESPHashFunctionPartitioner にする必要があります。
  • キーエンコーディングは application/octet-stream にする必要があります。

明示的なキャッシュ設定の例を次に示します。

XML

<distributed-cache name="respCache" aliases="0" owners="2"
                   key-partitioner="org.infinispan.distribution.ch.impl.RESPHashFunctionPartitioner"
                   mode="SYNC" remote-timeout="17500" statistics="true">
	<encoding media-type="application/octet-stream"/>
</distributed-cache>

JSON

{
   "respCache": {
     "distributed-cache": {
       "aliases": ["0"],
       "owners": "2",
       "key-partitioner": "org.infinispan.distribution.ch.impl.RESPHashFunctionPartitioner",
       "mode": "SYNC",
       "statistics": true,
       "encoding": {
         "media-type": "application/octet-stream"
       }
     }
   }
 }

YAML

respCache:
  distributedCache:
    aliases:
      - "0"
    owners: "2"
    keyPartitioner: "org.infinispan.distribution.ch.impl.RESPHashFunctionPartitioner"
    mode: "SYNC"
    statistics: "true"
    encoding:
      mediaType: "application/octet-stream"

ヒント

Data Grid コンソールでキャッシュエントリーを表示する場合は、Protobuf エンコーディングを使用してキャッシュ値のエンコーディングを設定します (value media-type="application/x-protostream")。

明示的な RESP エンドポイント設定

シングルポートエンドポイントで使用される暗黙的な設定がニーズに合わない場合は、明示的な設定を利用できます。

XML

<endpoints>
  <endpoint socket-binding="default" security-realm="default">
    <resp-connector cache="mycache" />
    <hotrod-connector />
    <rest-connector/>
  </endpoint>
</endpoints>

JSON

{
  "server": {
    "endpoints": {
      "endpoint": {
        "socket-binding": "default",
        "security-realm": "default",
        "resp-connector": {
          "cache": "mycache"
        },
        "hotrod-connector": {},
        "rest-connector": {}
      }
    }
  }
}

YAML

server:
  endpoints:
    endpoint:
      socketBinding: "default"
      securityRealm: "default"
      respConnector:
        cache: "mycache"
      hotrodConnector: ~
      restConnector: ~

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