第5章 従業員勤務表の制約


従業員の勤務表はプランニングソリューションです。すべての計画問題には、最適解を得るのに必要な制約が含まれます。

Decision Central の従業員の勤務表サンプルプロジェクトには、以下のハード制約およびソフト制約が含まれます。

ハード制約
  • 従業員に割り当てられるシフトの数は、1 日 1 つまで。
  • 特別な従業員スキルが必要なすべてのシフトは、そのスキルを持つ従業員に割り当てられる。
ソフト制約
  • すべての従業員がシフトに割り当てられている。
  • 従業員が休暇を取った場合は、シフトを別の従業員に再割り当て可能。

ハード制約およびソフト制約は、フリーフォーム DRL デザイナー、またはガイド付きルールを使用して Decision Central で定義できます。

ハード制約およびソフト制約の詳細は「Red Hat Business Optimizer のインストールおよび設定」を参照してください。

5.1. DRL ルール

DRL ルールは、.drl テキストファイルに直接定義するビジネスルールです。このような DRL ファイルは、Decision Central の他のすべてのルールアセットが最終的にレンダリングされるソースとなります。DRL ファイルを Decision Central インターフェースで作成および管理したり、外部の Red Hat Developer Studio、Java オブジェクト、Maven アーキタイプを使用して作成したりできます。DRL ファイルには、最低限、ルールの条件 (when) およびアクション (then) を定義するルールを 1 つ以上追加できます。Decision Central の DRL デザイナーでは、Java、DRL、および XML の構文が強調表示されます。

DRL ルールに関連するデータオブジェクトはすべて、DRL ルールと同じ Decision Central プロジェクトパッケージに置く必要があります。同じパッケージのアセットはデフォルトでインポートされます。その他のパッケージの既存アセットは、DRL ルールを使用してインポートできます。

5.2. DRL デザイナーを使用した従業員の勤務表の制約定義

Decision Central でフリーフォーム DRL デザイナーを使用して、従業員の勤務表サンプルに制約の定義を作成できます。

この手順を使用して、シフトが終わってから 10 時間以上経たないと従業員をシステムに割り当てられない ハード制約 を作成します。

手順

  1. Menu Design Projects に移動して、プロジェクト名をクリックします。
  2. Create New Asset DRL file をクリックします。
  3. DRL file 名前フィールドに、ComplexScoreRules と入力します。
  4. employeerostering.employeerostering パッケージを選択します。
  5. +Ok をクリックして DRL ファイルを作成します。
  6. DRL デザイナーの Editor タブで、Employee10HourShiftSpace ルールを DRL ファイルとして定義します。

    package employeerostering.employeerostering;
    
    rule "Employee10HourShiftSpace"
        dialect "mvel"
        when
            $shiftAssignment : ShiftAssignment( $employee : employee != null, $shiftEndDateTime : shift.timeslot.endTime)
            ShiftAssignment( this != $shiftAssignment, $employee == employee, $shiftEndDateTime <= shift.timeslot.endTime,
                    $shiftEndDateTime.until(shift.timeslot.startTime, java.time.temporal.ChronoUnit.HOURS) <10)
        then
            scoreHolder.addHardConstraintMatch(kcontext, -1);
    end
  7. Save をクリックして、DRL ファイルを保存します。

DRL ファイルの作成方法は「DRL ルールを使用したデシジョンサービスの作成」を参照してください。

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