第2章 IBM WebSphere のインストール


IBM WebSphere をインストールするには、まず IBM Installation Manager をダウンロードし、インストールする必要があります。

2.1. IBM Installation Manager のダウンロードおよびインストール

  1. IBM Installation Manager バージョン 1.8.5 以降は「IBM Installation Manager and Packaging Utility download links」ページからダウンロードします。
  2. ダウンロードしたアーカイブを展開し、作成されたディレクトリーで、root 権限で以下のコマンドを実行します。

    sudo ./install
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    IBM Installation Manager が開きます。

  3. File Preferences に移動して、Add Repository をクリックします。

    Add Repository ダイアログウィンドウが開きます。

  4. IBM WebSphere 9.0 のリポジトリー URL を入力します。すべてのリポジトリー URL は、IBM Knowledge Center「Online product repositories for WebSphere Application Server offerings」ページで確認できます。以下は例になります。

    http://www.ibm.com/software/repositorymanager/V9WASILAN
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2.2. WebSphere プロファイルおよびユーザー名の作成

プロファイルは、ランタイム環境を定義します。プロファイルには、ランタイム環境でサーバーが処理するファイルがすべて含まれ、変更することもできます。ユーザーはログインする必要があります。この例では、ユーザー名とパスワードの両方に websphere を使用します。

  1. 端末で、インストール時に指定した WebSphere Application Server ディレクトリーの場所に移動します。
  2. /bin ディレクトリーに移動し、以下のコマンドを実行します。

    sudo ./manageprofiles.sh -create -profileName testprofile -adminUserName websphere -adminPassword websphere
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2.3. サーバーの起動

  1. 端末で、インストール時に指定した WebSphere Application Server ディレクトリーに移動します。
  2. /profiles/testprofile/bin ディレクトリーに移動し、以下のコマンドを実行します。

    sudo ./startServer.sh server1
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  3. web ブラウザーで http://TARGET_SERVER:9060/ibm/console に移動し、前の手順で作成したユーザーの認証情報でログインします (例: http://localhost:9060/ibm/console)。

    WebSphere Integrated Solutions Console が開きます。

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