第5章 Decision Server のアップグレード
BRMS 6.4 KIE Server と同じホスト上に新たなサーバーをインストールして、Red Hat Decision Manager 7.0 Decision Server にアップグレードすることができます。既存の KJAR ファイルを使用することは可能です。ただし、最大のパフォーマンスを得るためには、プロジェクトをアップグレードしてビルドし直してください。
手順
- BRMS 6.4 KIE Server と同じホスト上に Red Hat Decision Manager 7.0 Decision Server をインストールします。その際には、別の JBoss EAP システムを使用します。手順については『Red Hat Decision Manager のオンプレミスインストール』を参照してください。
- BRMS 6.4 KIE Server と同じポートにバインドするように、Red Hat Decision Manager 7.0 Decision Server を設定します (デフォルトの設定は同じです)。
既存のデシジョンサービス (KJAR ファイル) を含む Maven リポジトリーを使用するように、Decision Server を設定します。以下の手法のいずれかを使用します。
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BRMS 6.4 KIE Server で使用していたものと同じ KJAR ファイルを使用します。Maven 設定をコピーするには、
kie.maven.settings.customシステムプロパティーの値を、古いバージョンの$EAP_home/standalone/configuration/standalone.xmlファイルから新しいバージョンの同じファイルにコピーします。 - 既存のデシジョンサービスを新しいバージョンにアップグレードします。手順については「2章Decision Central でのプロジェクト移行作業」および「3章Java プロジェクトの移行」を参照してください。新たな KJAR ファイルを Maven リポジトリーにアップロードします。続いて、そのリポジトリーを使用するように Decision Server を設定します。
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Maven リポジトリーの
settings.xmlファイルを作成します。 Red Hat Decision Manager 7.0 Decision Server の
$EAP_home/standalone/configuration/standalone.xmlファイルにおいて、<system-properties>タグのkie.maven.settings.custom propertyをsettings.xmlファイルのフルパス名に設定します。以下に例を示します。<property name="kie.maven.settings.custom" value="/opt/custom-config/settings.xml"/>
<property name="kie.maven.settings.custom" value="/opt/custom-config/settings.xml"/>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow この場合、KJAR ファイルのバージョンを変更する必要があります。開始するサービスのバージョンに正しく変更します。既存クライアントとの互換性を最大限維持するために、引き続き同じコンテナー名を使用することができます。
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BRMS 6.4 KIE Server で使用していたものと同じ KJAR ファイルを使用します。Maven 設定をコピーするには、
- BRMS 6.4 KIE Server を停止します。
- Red Hat Decision Manager 7.0 Decision Server を起動します。
- API を使用して必要なデシジョンサービスを開始します。手順については『デシジョンサービスのパッケージングおよびデプロイメント』を参照してください。
結果
BRMS 6.4 KIE Server と同じ URL 上で Red Hat Decision Manager 7.0 Decision Server が動作し、同じサービスを提供します。
以下に示す API 変更に対応するため、REST API を使用するクライアントアプリケーションを変更しなければならない場合があります。
- ServiceResponse ラッパーが Planner サービスレスポンスから削除されました。
Decision Central に接続するように Decision Server を設定することもできます。Decision Central はさまざまな Decision Server を管理し、それらのサーバー上に同一または異なるデシジョンサービスをデプロイすることができます。手順については 『デシジョンサービスのパッケージングおよびデプロイメント』を参照してください。