第1章 概要


Decision Central を使用して Red Hat Decision Manager でデシジョンサービスを開発できます。デシジョンサービスを実行するには、Decision Server にデプロイする必要があります。

1.1. デシジョンサービスのパッケージング

デシジョンサービスは常に KJAR ファイル にパッケージ化されます。このファイルは Java JAR ファイルのバージョンです。Decision Server は、その KJAR ファイルからサービスを実行しますが、KJAR ファイルを直接設定する必要はありません。

代わりに、Red Hat Decision Manager は、Maven リポジトリー に KJAR ファイルを保存します。Maven は、Java パッケージのライフサイクルおよび依存関係管理を自動化する総合システムです。Maven は、その他のシステムとともに、(KJAR ファイルを含む) JAR ファイルのアップロードやダウンロードを行うリポジトリーシステムをサポートします。

Maven では、KJAR ファイルの識別に、名前ではなく、グループ IDアーティファクト IDバージョン の 3 つの値を使用します。通常、グループ ID はプロジェクトの識別子で、プロジェクトにおける特定のアーティファクト (デシジョンサービスなど) を識別します。バージョンの値は、デプロイするすべてのバージョンで一意にする必要があります。

Maven で (KJAR ファイルを含む) アーティファクトを識別するには、この 3 つの値がすべて必要になります。この情報セットはしばしば GAV (Group、Artifact、Version) と呼ばれます。

Decision Central にデシジョンサービスをデプロイする場合は、プロジェクト設定画面に GAV を設定できます。

1.2. デシジョンサービスのデプロイメント

デプロイメントプロセスは、インフラストラクチャーのニーズに基づいて変わる可能性があります。

Red Hat Decision Manager の簡単なデプロイメントでは、Decision Central および Decision Server が 1 つずつあります。Decision Central を使用してデシジョンサービスを開発し、Decision Server を管理します。Decision Central にプロジェクトをビルドして、Decision Server に自動的にデプロイします。

自動デプロイメントを有効にするために、Decision Central に、ビルドインの Maven リポジトリーが含まれています。Decision Central を使用して、Decision Server を管理し、デシジョンサービスと、ビルドしたバージョンのデプロイ、削除、起動、停止を行うことができます。

複数の Decision Server を同じ Decision Central に接続することもできます。異なる サーバーテンプレート に分けることもできます。同じサーバーテンプレートに属するサーバーは、同じデシジョンサービスを実行しますが、別のテンプレートに、異なるデシジョンサービス、または異なるバージョンのデシジョンサービスをデプロイできます。

たとえば、Test テンプレートにテストサーバーがあり、Production テンプレートにプロダクションサーバーがあるとします。デシジョンサービスを開発する場合は、Test テンプレートにデプロイします。そのバージョンのサービスを十分にテストしたら、そのサービスを Production テンプレートにデプロイできます。

このとき、サービスの開発を継続するには、プロジェクト設定でバージョンを変更します。これにより、ビルドイン Maven リポジトリーで、新しいバージョンと古いバージョンが別のアーティファクトと見なされます。新しいバージョンを Test テンプレートにデプロイし、古いバージョンを Production テンプレートで実行し続けることができます。

このデプロイメントプロセスは単純ですが、重要な制限があります。中でも、アクセス制限は十分ではなく、開発者がプロジェクトをプロダクション環境に直接デプロイできます。

適切な統合プロセスが必要な場合は、外部の Maven リポジトリー (Nexus など) を使用できます。ビルドインリポジトリーではなく、外部リポジトリーにデシジョンサービスファイルをプッシュするように、Decision Central を設定することもできます。

Decision Central を使用して、テスト環境の Decision Server にデシジョンサービスをデプロイできますが、このプロセスでは、(ステージングやプロダクションなどの) その他の Decision Server が Decision Central に接続されません。代わりに、デシジョンサービスの KJAR ファイルと、必要な依存関係を Maven リポジトリーから取得します。必要に応じて、実装する統合プロセスと一致するリポジトリーから KJAR バージョンを処理できます。

OpenShift に Decision Server をデプロイする場合は、Maven リポジトリーからデシジョンサービスを自動的にロードして起動するように設定できます。オンプレミスで Decision Server をデプロイする場合は、サーバーを設定する際に Maven リポジトリーへのアクセスを設定できます。これにより、サーバーの REST API を使用して、リポジトリーからデシジョンサービスをロードし、起動できます。API コールの自動化には、Maven プロジェクトおよび Java クライアントライブラリーが利用できます。

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