第5章 データセットのオーサリング
データセットは情報の関連セットの集まりです。データセットの定義は、Business Central がデータセットにどのようにアクセスし、読み込み、解析するかを指定します。データセット定義は、データセットへのアクセス、読み取り、および解析を行う方法 Decision Central に指示します。Decision Central はデータを保存しません。データが保存される場所にかかわらず、データセットへのアクセスを定義できます。
たとえば、データベースにデータが保存されると、有効なデータセットには、SQL クエリーの結果として、データベース全体またはデータベースのサブセットが含まれます。いずれの場合も、データは、情報を表示する Decision Central のレポーティングコンポーネントの入力情報として使用されます。
データセットにアクセスするには、データセット定義を作成および登録する必要があります。これにより、データセットの保存先、アクセス方法、読み込み方法、解析方法、データセットの内容が決定します。
Data Sets ページは、admin ロールを持つユーザーにのみ表示されます。
5.1. データセットの追加
外部データソースからデータを取得して、レポーティングコンポーネントでデータを使用する新しいデータセットを作成できます。
手順
- Decision Central にログインし、ギアアイコンをクリックします。
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Data Sets
Data Set Explorer New Data Set をクリックします。 以下のプロバイダーの種類の中から 1 つ選択します。
- Bean: Java クラスからデータセットを生成するのに使用します。
- CSV: リモートまたはローカルの CSV ファイルからデータセットを生成するのに使用します。
- SQL: ANSI-SQL 準拠データベースからデータセットを生成するのに使用します。
- Elastic Search: Elastic Search ノードからデータセットを生成するのに使用します。
Execution Server: Execution Server のカスタムのクエリー機能を使用してデータセットを生成します。
注記KIE Server は、このオプションを使用して設定する必要があります。
Data Set Creation Wizard を完了し、Test をクリックします。
注記選択するプロバイダーに応じて、設定手順が異なります。
- Save をクリックします。