3.5.2. 追加の JAR ファイルを使用したカスタム KIE Server イメージの作成


追加の JAR ファイル (単数、複数問わず) のインストール先のカスタムの KIE Server イメージを作成してサーバーの機能を拡張できます。このイメージをカスタムレジストリーにプッシュして、KIE Server のデプロイに使用できます。

たとえば、カスタムクラス JAR を作成して、カスタム Prometheus メトリクスを KIE Server に提供できます。カスタムクラスの作成手順は、『KIE Server の管理とモニタリング』の「カスタムのメトリクスを使用した KIE Server の Prometheus メトリクスモニタリングの 拡張」を参照してください。

手順

  1. KIE Server で動作するカスタムライブラリーを開発します。以下のドキュメントと例を使用して、ライブラリーを開発できます。

  2. JAR ファイルが target ディレクトリーに配置されるように Maven を使用してライブラリーをビルドします。この例では、custom-kieserver-ext-1.0.0.Final.jar のファイル名を使用します。
  3. podman login コマンドを使用して registry.redhat.io レジストリーの認証を行います。レジストリーの認証に関する詳細は、「Red Hat コンテナーレジストリーの認証」を参照してください。
  4. サポートされている KIE Server のベースイメージをダウンロードするには、次のコマンドを入力します。

    podman pull registry.redhat.io/rhdm-7/rhdm-kieserver-rhel8:7.10.0
  5. ベースイメージをもとにカスタムイメージを定義する Dockerfile を作成します。このファイルは JAR ファイル (単数、複数を問わず) を /opt/eap/standalone/deployments/ROOT.war/WEB-INF/lib/ ディレクトリーにコピーする必要があります。以下の例では、Dockerfile ファイルの内容を示します。

    FROM registry.redhat.io/rhdm-7/rhdm-kieserver-rhel8:7.10.0
    COPY target/custom-kieserver-ext-1.0.0.Final.jar /opt/eap/standalone/deployments/ROOT.war/WEB-INF/lib/
  6. Dockerfile を使用してカスタムイメージをビルドします。レジストリー名など、イメージの完全修飾名を指定します。ベースイメージと同じバージョンタグを使用する必要があります。イメージをビルドするには、以下のコマンドを入力します。

    podman build . --tag registry_address/image_name:7.10.0

    以下に例を示します。

    podman build . --tag registry.example.com/custom/rhdm-kieserver-rhel8:7.10.0
  7. カスタムイメージをレジストリーにプッシュするには、次のコマンドを入力します。

    podman push registry_address/image_name:7.10.0 docker://registry_address/image_name:7.10.0

    以下に例を示します。

    podman push registry.example.com/custom/rhdm-kieserver-rhel8:7.10.0 docker://registry.example.com/custom/rhdm-kieserver-rhel8:7.10.0

次のステップ

KIE Server をデプロイする場合は、イメージ名と namespace を設定してレジストリーにカスタムイメージを指定します。Set KIE Server image をクリックして、Kind の値を DockerImage に変更してから、バージョンタグがないレジストリー名など、イメージ名を指定します。以下に例を示します。

registry.example.com/custom/rhdm-kieserver-rhel8

Operator を使用した KIE Server のデプロイに関する詳細は、「環境のカスタム KIE Server 設定の構成」 を参照してください。

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