第17章 DMN サービスの Red Hat ビルドの Kogito マイクロサービスへの移行


DMN ベースのデシジョンサービスは、KJAR アーティファクトから適切な Red Hat ビルドの Kogito プロジェクトに移動することで、Red Hat ビルドの Kogito マイクロサービスに移行できます。Red Hat ビルドの Kogito マイクロサービスでは、KIE v7 機能の一部が不要になりました。

17.1. 主な変更および移行に関する考慮事項

以下の表は、KIE Server API および KJAR から Red Hat ビルドの Kogito デプロイメントへの移行に影響を与える主な変更および機能を示しています。

表17.1 dmn 以降に関する考慮事項
機能KIE Server API の場合Red Hat ビルドの Kogito アーティファクト

DMN モデル

KJAR の src/main/resources に保存されます。

以下のように src/main/resources にコピーします。

KIE Server の汎用マーシャリングに必要なオブジェクトモデル (POJO)

Business Central で Data Model オブジェクトエディターを使用して管理されます。

オブジェクトモデルの編集は不要になりました。

DMNRuntimeListener

システムプロパティーまたは kmodule.xml ファイルを使用して設定します。

DMNRuntimeEventListener に CDI の @ApplicationScope アノテーションを付けて CDI を使用して設定する必要があります。

その他の設定オプション

システムプロパティーまたは kmodule.xml ファイルを使用して設定します。

DMNRuntimeEventListener を除き、デフォルト値のみが考慮され、設定の上書きはサポートされません。

KIE Server クライアント API

KIE Server にデプロイされた KJAR と対話するために、オブジェクトモデルとともに使用します。

オブジェクトモデルでは、この機能は不要になりました。

注記

独自の REST ライブラリーを選択できます。

REST API

KJAR が KIE Server にデプロイされる場合、特定の DMN モデルエンドポイントと対話するアプリケーションは、Red Hat ビルドの Kogito デプロイメントにおいて同じ API を使用します。

特定の DMN モデル生成の高度なサポート。詳細は、DMN モデルの実行 を参照してください。

テストシナリオ

iJUnit activator を使用して実行します。

同様の JUnit activator は、Kogito の Red Hat ビルドで利用できます。

注記

上記の表で説明されていない機能は、cloud-native Red Hat ビルドの Kogito デプロイメントではサポートされません。

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