第45章 KIE Server への IBM WebSphere Application Server の設定


IBM WebSphere Application Server に KIE Server をデプロイする前に、システムプロパティー、セキュリティー設定、JMS 要件、その他の IBM WebSphere プロパティーを設定する必要があります。この設定により、KIE Server との最適な統合が促進されます。

前提条件

  • IBM WebSphere Application Server をインストールして実行している。
  • WebSphere 統合ソリューションコンソールにログインしている。

45.1. 管理セキュリティーの有効化

WebSphere 統合ソリューションコンソールで管理セキュリティーを有効にして、ユーザーおよびグループを作成するのに必要な権限を取得します。

手順

  1. WebSphere 統合ソリューションコンソールで、Security Global Security の順にクリックし、Enable Application Security オプションが選択されていることを確認します。選択していても、サーバーレベルで上書きされている可能性があります。
  2. Security Configuration Wizard をクリックし、Next をクリックします。
  3. ユーザー情報を含むリポジトリーを選択します。たとえば、ローカル設定で Federated repositories を選択します。
  4. Next をクリックします。
  5. Primary administrative user name および Password を入力します。
  6. Next をクリックし、Finish をクリックします。
  7. Messages ウィンドウで Save をクリックして、プライマリー設定への変更を保存します。

    図45.1 セキュリティー変更の保存

    セキュリティー変更の保存
  8. 端末で、インストール時に指定した IBM WebSphere Application Server の /bin ディレクトリーの場所に移動し、以下のコマンドを実行して IBM WebSphere を停止して再起動し、セキュリティーの変更を適用します。

    sudo ./stopServer.sh <SERVER_NAME>
    Copy to Clipboard
    sudo ./startServer.sh <SERVER_NAME>
    Copy to Clipboard

    <SERVER_NAME> は、WebSphere 統合ソリューションコンソールの Servers Server Types IBM WebSphere Application Servers で定義した IBM WebSphere Application Server の名前に置き換えます。

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