第15章 Red Hat Decision Manager におけるデシジョン作成アセット
Red Hat Decision Manager は、デシジョンサービスにビジネスデシジョンを定義するのに使用可能なアセットを複数サポートします。デシジョン作成アセットはそれぞれ長所が異なるため、目的やニーズに合わせて、アセットを 1 つ、または複数を組み合わせて使用できます。
以下の表では、デシジョンサービスでデシジョンを定義する最適な方法を選択できるように、Red Hat Decision Manager プロジェクトでサポートされている主なデシジョン作成アセットを紹介します。
アセット | 主な特徴 | オーサリングツール | ドキュメント |
---|---|---|---|
DMN (Decision Model and Notation) モデル |
| Business Central または DMN 準拠のエディター | |
ガイド付きデシジョンテーブル |
| Business Central | |
スプレッドシートのデシジョンテーブル |
| スプレッドシートエディター | |
ガイド付きルール |
| Business Central | |
ガイド付きルールテンプレート |
| Business Central | |
DRL ルール |
| Business Central または統合開発環境 (IDE) | |
予測モデルマークアップ言語 (PMML: Predictive Model Markup Language) モデル |
| PMML または XML エディター |
ビジネスデシジョンを定義する場合は、クラウドネイティブなデシジョンサービス用に Red Hat build of Kogito の利用を検討することもできます。Red Hat Decision Manager で Red Hat build of Kogito マイクロサービスを初めて使用する場合には、Getting started with Red Hat build of Kogito in Red Hat Decision Manager を参照してください。