1.2. Red Hat build of Quarkus および Spring Boot での Red Hat build of Kogito マイクロサービス
Red Hat build of Kogito マイクロサービスがサポートする主な Java フレームワークは、Red Hat build of Quarkus および Spring Boot です。
Red Hat build of Quarkus は、特に OpenJDK HotSpot などの Java 仮想マシン (JVM) 向けの、コンテナーファーストアプローチを使用した Kubernetes ネイティブ Java フレームワークです。Red Hat build of Quarkus は、Java アプリケーションとコンテナーイメージフットプリントの両方のサイズを小さくし、Java プログラミングのワークロードの一部を以前の世代から排除し、それらのイメージの実行に必要なメモリー量を減らすことで、Java 専用の Kubernetes を最適化します。
Red Hat build of Kogito マイクロサービスにとっては、Red Hat build of Quarkus は高度なデバッグを行う開発モードでのライブリロードなど、Kubernetes の互換性および強化された開発者機能を最適化するための推奨フレームワークです。
Spring Boot は、スタンドアロンで実稼働対応の Spring アプリケーションをビルドするための Java ベースのフレームワークです。Spring Boot では、Spring 設定すべてを設定せずに最小設定で Spring アプリケーションを開発できます。
Red Hat build of Kogito マイクロサービスを使用する場合に、Spring Boot は既存の Spring Framework 環境で Red Hat Decision Manager を使用する必要のある開発者向けにサポートされます。