6.2. Red Hat build of Kogito
Red Hat build of Kogito がサポートされない Spring Boot バージョンと整合しています [RHPAM-4419]
問題: Red Hat build of Kogito Spring Boot バージョンは、依存関係管理を org.springframework.boot:spring-boot-dependencies
BOM からインポートする kogito-spring-boot-bom
ファイルで管理されます。現在調整されているバージョンは 2.6.6 であり、Red Hat でサポートされているバージョンにはマップされません。サポートされている最新バージョンは 2.5.12 です。Red Hat がサポートするバージョン 2.5.12 に合わせた BOM で、依存関係管理をオーバーライドする必要があります。
回避策:
インポートされた BOM ファイルの順序を維持するには、まず Spring Boot BOM を含め、次に Red Hat build of Kogito 固有の BOM ファイルを含めます。
<dependencyManagement> <dependencies> <dependency> <groupId>dev.snowdrop</groupId> <artifactId>snowdrop-dependencies</artifactId> <version>2.5.12.Final-redhat-00001</version> <type>pom</type> <scope>import</scope> </dependency> <dependency> <groupId>org.kie.kogito</groupId> <artifactId>kogito-spring-boot-bom</artifactId> <version>1.13.2.redhat-00002</version> <type>pom</type> <scope>import</scope> </dependency> </dependencies> </dependencyManagement>
spring-boot-maven-plugin
のバージョンをプロジェクトビルド設定ファイル内の同じバージョンに合わせます。<plugins> <plugin> <groupId>org.kie.kogito</groupId> <artifactId>kogito-maven-plugin</artifactId> <version>1.13.2.redhat-00002</version> <extensions>true</extensions> </plugin> <plugin> <groupId>org.springframework.boot</groupId> <artifactId>spring-boot-maven-plugin</artifactId> <version>2.5.12</version> <executions> <execution> <goals> <goal>repackage</goal> </goals> </execution> </executions> </plugin> </plugins>
Red Hat build of Kogito on Spring Boot は、Kafka-clients バージョンの不整合につながります [RHPAM-4418]
問題: Red Hat build of Kogito Spring Boot の Kafka-clients 依存関係バージョンは、デフォルトで org.springframework.boot:spring-boot-dependencies
BOM によって管理されます。使用されている Spring Boot のバージョンによっては、ユーザーは、サポートされていないバージョン、または脆弱なバージョンの Kafka クライアントを使用することになる可能性があります。kogito-spring-boot-bom
のデフォルトの依存関係をオーバーライドして、期待される Kafka-clients のバージョンに準拠するようにする必要があります。
回避策: プロジェクトで、org.apache.kafka:kafka-clients
依存関係に対して dependencyManagement
を明示的に定義して、AMQ Streams によってリリースされたバージョンを使用します。