3.2. application.properties ファイルの設定
ビジネスアプリケーションを作成したら、application.properties
ファイルで、複数のコンポーネントを設定してアプリケーションをカスタマイズできます。
前提条件
-
business application の Web サイトを使用して作成した
<business-application>.zip
ファイルがある。
手順
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<business-application>.zip
ファイルを展開して、<business-application>/<business-application>-service/src/main/resources
フォルダーに移動します。 -
テキストエディターで
application.properties
ファイルを開きます。 たとえば、以下のように REST エンドポイントのホスト、ポート、およびパスを設定します。
server.address=localhost server.port=8090 cxf.path=/rest
以下のように、簡単に識別できるように Decision Server (
kieserver
) を設定します。kieserver.serverId=<business-application>-service kieserver.serverName=<business-application>-service kieserver.location=http://localhost:8090/rest/server kieserver.controllers=http://localhost:8080/jbpm-console/rest/controller
以下の表で、ビジネスアプリケーションに設定可能な Decision Server のパラメーターを一覧で紹介します。
表3.1 kieserver パラメーター パラメーター 値 説明 kieserver.serverId
string
Decision Manager コントローラーに接続時にビジネスアプリケーションを識別するために使用する ID。
kieserver.serverName
string
Decision Manager コントローラーへの接続時にビジネスアプリケーションを識別するのに使用する名前。
kieserver.serverId
パラメーターに使用した文字と同じものを使用できます。kieserver.location
URL
REST API を使用する他のコンポーネントがこのサーバーの場所を識別するために使用します。
server.address
およびserver.port
で定義されている場所は使用しないでください。kieserver.controllers
URL
コントローラー URL のコンマ区切りリスト
ビジネスアプリケーションの作成時に Business Automation を選択した場合は、以下のコンポーネントの中から、ランタイムに起動するコンポーネントを指定します。
表3.2 kieserver ケーパビリティーパラメーター パラメーター 値 説明 kieserver.drools.enabled
true, false
Decision Manager コンポーネントを有効または無効にします。
kieserver.dmn.enabled
true, false
DMN (Decision Model and Notation) コンポーネントを有効または無効にします。