はじめに
ビジネスアナリストやルール作成者は、DMN (Decision Model and Notation) を使用して、意思決定要件ダイアグラム (DRD) でデシジョンサービスを視覚的にモデル化できます。このダイアグラムは、1 つまたは複数の意思決定要件ダイアグラム (DRD) で設定されており、デシジョンテーブルなど、DMN ボックス式で定義されたロジックを使用したデシジョンノードで、ビジネスデシジョンを追跡します。
Red Hat Decision Manager は、適合レベル 3 で DMN 1.2 モデルの設計およびランタイムをサポートし、適合レベル 3 で DMN 1.1 モデルはランタイムのみサポートします。Decision Central で直接 DMN モデルを設計したり、既存の DMN モデルを Red Hat Decision Manager プロジェクトにインポートしたりして、デプロイメントや実行が可能です。Decision Central にインポートした DMN 1.1 はすべて、DMN デザイナーで開かれ、保存時に DMN 1.2 モデルに変換されます。
DMN に関する詳細は、Object Management Group (OMG) の Decision Model and Notation specification を参照してください。
Red Hat Decision Manager 7.2 の DMN デザイナーはテクノロジープレビュー機能で、デフォルトでは Decision Central で無効になっています。テクノロジープレビュー機能は、Red Hat 製品のサービスレベルアグリーメント (SLA) ではサポートされておらず、機能的に完全ではない可能性があるため、実稼働環境での使用は推奨されません。テクノロジープレビューの機能は、最新の製品機能をいち早く提供して、開発段階で機能のテストを行いフィードバックを提供していただくことを目的としています。
Decision Central で DMN デザイナーを有効にするには、ウィンドウ右上で Settings
Red Hat テクノロジープレビュー機能の詳細は テクノロジープレビュー機能のサポート範囲 を参照してください。