2.5.3. Decision Model and Notation (DMN) プロジェクトの実行可能モデル
Red Hat Decision Manager 7.2 では、kie-maven-plugin
ビルドコンポーネントを使用して DMN 実行可能モデルクラスを生成し、それらを Red Hat Decision Manager プロジェクト (KJAR ファイル) でコンパイルできるようになりました。DMN 実行可能モデルクラスは、ルールアセットに使用される実行可能ルールモデルに似ています。このサポートにより、DMN プロジェクトの DMN デシジョンテーブルロジックをより効率的に評価できます。
DMN プロジェクトで実行可能モデルを有効にするには、必要な kie-dmn-core
依存関係を pom.xml
ファイルに追加します。
<dependency> <groupId>org.kie</groupId> <artifactId>kie-dmn-core</artifactId> <scope>provided</scope> </dependency>
DMN モデルのコンパイルを有効にして DMN プロジェクトをビルドするには、コマンドターミナルで Maven プロジェクトディレクトリーに移動し、以下のコマンドを実行します。
mvn clean install -DgenerateDMNModel=YES
または、DMN モデルプロパティーを pom.xml
ファイルで直接定義することもできます。
<project> ... <properties> <generateDMNModel>YES</generateDMNModel> </properties> ... </project>
Maven または Java プロジェクトの実行可能モデルの設定に関する詳細は、Red Hat Decision Manager プロジェクトのパッケージ化およびデプロイ を参照してください。