4.2.3. JMS キューの作成


JMS キューは、ポイントツーポイントメッセージング (point-to-point messaging) の宛先エンドポイントになります。Decision Server で JMS メッセージングを有効にするには JMS キューをいくつか作成する必要があります。

前提条件

IBM WebSphere Application Server にサービスバスを作成している。

手順

  1. WebSphere 統合ソリューションコンソールで、Resources JMS Queues の順に移動します。
  2. 正しいスコープを選択し、New をクリックします。
  3. Default Messaging Provider オプションを選択し、OK をクリックします。
  4. 以下に示す必須のキューに、キューの名前 (例: KIE.SERVER.REQUEST) および JNDI 名 (例: jms/queue/KIE.SERVER.REQUEST) を入力して、Bus Name ドロップダウンリストからサービスバスを選択します。
  5. Queue Name ドロップダウンリストで Create Service Integration Bus Destination を選択して一意の識別子を入力し、事前に作成したバスメンバーを選択します。
  6. Apply および Save をクリックして master 設定への変更を保存し、必要な各キューに上述の手順を繰り返します。

4.2.3.1. Decision Server の JMS キュー

以下は、Decision Server で JMS メッセージングを有効にするために必要な Java Message Service (JMS) キューになります。

表4.2 Decision Server に必要な JMS キュー
名前デフォルト値用途

KIE.SERVER.REQUEST

jms/KIE.SERVER.REQUEST

全要求を Decision Server へ送信

KIE.SERVER.RESPONSE

jms/KIE.SERVER.RESPONSE

Decision Server が生成する応答をすべて受信

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