2.2. Decision Server にシークレットの作成
OpenShift は シークレット と呼ばれるオブジェクトを使用してパスワードやキーストアなどの機密情報を保持します。OpenShift のシークレットに関する詳細は、OpenShift ドキュメントの シークレット の章を参照してください。
Decision Server への HTTP アクセス用に SSL 証明書を作成し、これをシークレットとして OpenShift 環境に指定する必要があります。
手順
Decision Server の SSL 暗号化の秘密鍵および公開鍵を使用して SSL キーストアを生成します。自己署名または購入した SSL 証明書でキーストアを作成する方法は、SSL 暗号化キーおよび証明書 を参照してください。
注記実稼働環境で、想定されている Decision Server の URL と一致する、有効な署名済み証明書を生成します。
-
キーストアを
keystore.jks
ファイルに保存します。 -
証明書の名前をメモします。Red Hat Decision Manager 設定におけるこのデフォルト名は
jboss
です。 -
キーストアファイルのパスワードをメモします。Red Hat Decision Manager 設定におけるこのデフォルト名は
mykeystorepass
です。 oc
コマンドを使用して、新しいキーストアファイルからシークレットkieserver-app-secret
を生成します。$ oc create secret generic kieserver-app-secret --from-file=keystore.jks