Red Hat Decision Manager 7.9 のリリースノート


Red Hat Decision Manager 7.9

リリースノート

概要

本書は、Red Hat Decision Manager 7.9 のリリースノートです

前書き

本書では、Red Hat Decision Manager 7.9 の新規機能、テクニカルプレビュー機能、既知の問題、および修正された問題を説明します。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。まずは、マスター (master)、スレーブ (slave)、ブラックリスト (blacklist)、ホワイトリスト (whitelist) の 4 つの用語の置き換えから始めます。この取り組みにより、これらの変更は今後の複数のリリースに対して段階的に実施されます。詳細は、弊社の CTO である Chris Wright のメッセージ を参照してください。

第1章 製品の概要

Red Hat Decision Manager は、ビジネスルール管理、複合イベント処理、Decision Model & Notation (DMN) 実行、およびプランニングの問題を解決する Business Optimizer を組み合わせた、オープンソースの意思決定管理プラットフォームです。これにより、ビジネス上の意思決定を自動化し、そのロジックをビジネス全体で利用できるようにします。

ルール、デシジョンテーブル、および DMN モデルなどのビジネスアセットは、集中リポジトリーに保存されます。これにより、ビジネス全体で一貫性や透明性を維持し、監査を行えます。ビジネスユーザーは、IT 担当者からのサポートなしでビジネスロジックを編集できます。

Red Hat Decision Manager 7.9 では安定性が増し、問題がいくつか修正され、新機能が追加されています。

Red Hat Decision Manager は Red Hat OpenShift Container Platform で完全にサポートされており、各種プラットフォームにインストールできます。

注記

Red Hat Decision Manager は、Java 8 以降が必要になります。

Red Hat Decision Manager のサポートポリシーの詳細は、Release maintenance plan for Red Hat Decision Manager 7.x and Red Hat Process Automation Manager 7.x を参照してください。

第2章 新機能

本セクションでは、Red Hat Decision Manager 7.9 の新機能を説明します。

2.1. Business Central

2.1.1. DMN モデルでの複数ダイアグラムのサポート

複雑な DMN モデルについては、Business Central で DMN デザイナーを使用して、DMN デシジョンモデルに関する全体的な意識決定要件グラフ (DRG) を設定する複数の DMN の意思決定要件ダイアグラム (DRD) を作成できるようになりました。この改善により、モデルを小規模なネストされた DRD に分割することで、多くの意思決定要件で DMN デシジョンモデルをより適切に整理できるようになりました。

複数のダイアグラムで DMN モデルを作成する方法に関する詳細は、DMN モデルを使用したデシジョンサービスの作成 を参照してください。

2.2. デシジョンエンジン

2.2.1. デシジョンエンジンにおけるデスコープ特性

この特性機能と、その特定の実装コードは、drools-traits という名前の個別のモジュールに移動します。drools-traits モジュールを Maven にインポートすると、その特性を使用できます。既存の実装は実行可能なルールモデルではサポートされません。

2.2.2. デシジョンエンジンのパフォーマンス分析に使用する新しい drools-metric モジュール

drools-metric という名前の新しいモジュールが追加され、デシジョンエンジンのパフォーマンス分析が容易になります。

詳細は、DRL ルールを使用したデシジョンサービスの作成 を参照してください。

2.3. Red Hat Business Optimizer

2.3.1. Spring boot との Red Hat Business Optimizer の使用

Spring boot との Red Hat Business Optimizer の使用 の例に従い、時間割を作成します。

2.3.2. 従業員勤務表ローテーションパターンの再設計

従業員名簿ローテーションウィンドウのローテーションパターンが、使いやすいように再設計されました。詳細は、IDE を使用した Red Hat Business Optimizer 向け従業員勤務表スターターアプリケーションの実行および変更 を参照してください。

2.4. Spring Boot

2.4.1. 自己完結型 Red Hat Decision Manager Spring Boot JAR ファイル

同じ KJAR ファイルの複数のバージョンを含む自己完結型 Red Hat Decision Manager Spring Boot JAR ファイルを作成することができます。

詳細は、Springboot での Red Hat Decision Manager ビジネスアプリケーションの作成 を参照してください。

2.5. Red Hat OpenShift Container Platform

2.5.1. Red Hat OpenShift Container Platform バージョン 4.6 のサポート

Red Hat Decision Manager が、Red Hat OpenShift Container Platform バージョン 4.6 をサポートするようになりました。このバージョンをサポートするために、Operator バンドル形式に必要な変更が行われます。Red Hat OpenShift Container Platform バージョン 4.6 は、拡張更新サポートを提供します。詳細は、Red Hat OpenShift Extended Update Support (EUS) Overview を参照してください。

重要

Red Hat Decision Manager 7.9 は、Red Hat OpenShift Container Platform バージョン 3.11 および Red Hat OpenShift Container Platform バージョン 4.6 EUS でのみサポートされます。Operator および API バージョンの内部変更により、Red Hat OpenShift Container Platform バージョン 4.5 はサポートされず、Red Hat ミドルウェア製品の一般的なサポートポリシーは例外となります。詳細は、Support of Red Hat Middleware products and components on Red Hat OpenShift を参照してください。

2.5.2. LDAP フェイルオーバーのサポート

LDAP 認証を使用する場合、Red Hat OpenShift Container Platform の Red Hat Decision Manager は、サーバーが利用できなくなった場合に別の LDAP サーバーへのフェイルオーバーをサポートするようになりました。

詳細は、Operator を使用した Red Hat OpenShift Container Platform への Red Hat Decision Manager 環境のデプロイ および テンプレートを使用した Red Hat OpenShift Container Platform への Red Hat Decision Manager 環境のデプロイメント を参照してください。

2.5.3. 新しいバージョンの製品との統合

Red Hat OpenShift Container Platform の Red Hat Decision Manager は、以下の新規製品バージョンとの統合をサポートするようになりました。

  • Red Hat AMQ 7.7
  • Red Hat AMQ Broker 7.7
  • Red Hat Single Sign-On 7.4.1
  • Red Hat Data Grid 7.3

Business Central モニターリングで管理されていない KIE Server の Operator を使用して Red Hat OpenShift Container Platform に Red Hat Decision Manager をデプロイできるようになりました。

詳細は、Operator を使用した Red Hat OpenShift Container Platform への Red Hat Decision Manager 環境のデプロイ を参照してください。

第3章 サポートおよび互換性

本セクションでは、Red Hat Decision Manager 7.9 でサポート対象となるバージョンに関する更新内容を説明します。

3.1. Firefox 78 ESR のサポート

Red Hat Decision Manager は Firefox 78 ESR ブラウザーをサポートするようになりました。

3.2. Red Hat Data Grid 7.3 のサポート

Red Hat Decision Manager は Red Hat Data Grid 7.3 をサポートするようになりました。

3.3. AMQ Streams 1.5 のサポート

Red Hat Decision Manager は AMQ Streams 1.5 をサポートするようになりました。

3.4. Red Hat AMQ 7.7 のサポート

Red Hat Decision Manager は Red Hat AMQ 7.7 をサポートするようになりました。

3.5. Red Hat JBoss EAP での高可用性オーサリング (オンプレミス) のサポート

オンプレミスでの高可用性 (HA) 向けの Red Hat JBoss EAP での Business Central の設定は完全にサポートされています。

Red Hat JBoss EAP のクラスターリング環境で Red Hat Decision Manager をインストールして設定する方法は、Red Hat JBoss EAP クラスター環境への Red Hat Decision Manager のインストールおよび設定 を参照してください。

3.6. Red Hat JBoss Web Server のサポート

Red Hat Decision Manager は、利用可能なら Red Hat JBoss Web Server 5.3.0 (Apache Tomcat 9.0.30) および Red Hat JBoss Web Server 5.4.0 にインストールすることができます。Red Hat JBoss Web Server 5.3 に Red Hat Decision Manager をインストールする方法は、Red Hat JBoss Web Server への Red Hat Decision Manager のインストールおよび設定 を参照してください。

3.7. Red Hat CodeReady Studio の統合

Red Hat CodeReady Studio 12.17 を Red Hat Decision Manager と統合できるようになりました。Red Hat CodeReady Studio 12.17 と Red Hat Decision Manager の統合に関する詳細は、Red Hat JBoss CodeReady Studio と Red Hat Decision Manager の統合 を参照してください。

3.8. Red Hat Fuse の統合

Red Hat Fuse 7.7 は Red Hat JBoss EAP 7.2 でサポートされていますが、Red Hat Decision Manager は Red Hat JBoss EAP 7.3 でサポートされています。デプロイメント環境の安定性を確保するには、サポートされている Red Hat JBoss EAP バージョンに基づいて、Fuse および Red Hat Decision Manager を別の Red Hat JBoss EAP インスタンスにインストールしてください。詳細は、Red Hat Decision Manager と Red Hat Fuse の統合 を参照してください。

第4章 非推奨コンポーネント

本セクションのコンポーネントは非推奨になります。

4.1. レガシーのテストシナリオツール

レガシーのテストシナリオツールは、Red Hat Decision Manager 7.3.0 で非推奨になりました。今後の Red Hat Decision Manager リリースで削除される予定です。代わりに、新しいテストシナリオデザイナーを使用してください。

4.2. Red Hat OpenShift Container Platform 3.x のサポート

Red Hat Decision Manager バージョン 7.5 以降では、Red Hat OpenShift Container Platform 3.x 向けのイメージおよびテンプレートが非推奨になりました。非推奨のイメージおよびテンプレートには新機能が追加されませんが、Red Hat OpenShift Container Platform バージョン 3.x のサポートが終了するまでこれらのイメージとテンプレートは使用できます。Red Hat OpenShift Container Platform バージョン 3.x における完全なサポートライフサイクルフェーズに関する詳細は、Red Hat OpenShift Container Platform のライフサイクルポリシー (最新バージョン以外) を参照してください。

Red Hat OpenShift Container Platform 4.x で Operator を使用して Red Hat Decision Manager をデプロイすることを検討してください。

4.3. レガシーのプロセスデザイナー

Red Hat Decision Manager 7.6.0 以降で、Business Central のレガシーのプロセスデザイナーが非推奨になりました。そのため、レガシーのプロセスデザイナーには新しい機能拡張や機能が追加されません。新しいプロセスデザイナーを使用する場合は、お使いのプロセスを新しいデザイナーに移行し始め、新しいプロセスデザイナーですべての新規プロセスを作成してください。プロジェクトの新規デザイナーへの移行に関する詳細は、Business Central におけるプロジェクトの管理 を参照してください。

第5章 テクノロジープレビュー

本セクションでは、Red Hat Decision Manager 7.9 のテクノロジープレビュー機能を説明します。Business Central には、デフォルトで無効になっている実験的機能管理ページが含まれています。このページを有効にするには、appformer.experimental.features プロパティーの値を true に設定します。

重要

本章の機能はテクノロジープレビュー機能です。テクノロジープレビュー機能は、Red Hat の実稼働環境でのサービスレベルアグリーメント (SLA) ではサポートされておらず、機能的に完全ではない可能性があるため、Red Hat では実稼働環境での使用を推奨していません。テクノロジープレビュー機能は、最新の製品機能をいち早く提供し、お客様には開発段階で機能性をテストし、フィードバックをお寄せいただくことができます。

Red Hat のテクノロジープレビュー機能のサポートの詳細は、テクノロジープレビュー機能のサポート範囲 を参照してください。

Operator を使用して Red Hat OpenShift Container Platform 4.x に高可用性の Red Hat Decision Manager オーサリング環境にデプロイできます。

5.2. OpenShift Operator インストーラーウィザード

Red Hat Decision Manager 向けの OpenShift Operator に、インストーラーウィザードが提供されています。このウィザードを使用して、Operator が含まれる Red Hat OpenShift Container Platform に Red Hat Decision Manager 環境をデプロイできます。

第6章 Red Hat Decision Manager 7.9.0 で修正された問題

本セクションでは、Red Hat Decision Manager 7.9 の既知の問題を紹介します。

6.1. Business Central

パッケージリストがインポートされたプロジェクトのデフォルトのパッケージを入力できない [RHPAM-3209]

問題: プロジェクトに多くのパッケージが含まれ、新規アセットを作成しようとすると、パッケージの一覧が表示されるのに時間がかかる場合があります。

問題の再現手順:

  1. 多くのパッケージを含むプロジェクトをインポートします。
  2. プロジェクトページに移動します。
  3. Add Asset をクリックします。

    Assets ウィンドウが表示されます。

  4. プロジェクトにアセットを追加します。
  5. ポップアップウィンドウで、Package ドロップダウンリストを確認します。

    しばらくの間、Nothing selected オプションが表示されます。

想定される結果: パッケージリストに、インポートされたプロジェクトのデフォルトのパッケージが入力されます。

実際の結果: パッケージリストに、インポートされたプロジェクトのデフォルトのパッケージが入力されません。

回避策:

  • src/javasrc/resources の両方に同じパスがあることを確認してください。Git リポジトリーで .gitkeep ファイルを挿入し、空のフォルダー構造を維持します。
  • アセットのポップアップウィンドウで、Package ドロップダウンリストで <default> オプションを手動で選択します。

DRL ベースのテストシナリオではコレクションエディターが開かない [RHDM-1464]

問題: DRL ベースのテストシナリオは、一部のデータタイプの一覧のコレクションエディターを開くと予期せぬエラーを出力します。

回避策: なし

初めてコンテナーを作成するとデプロイメントユニットを追加できない [RHPAM-3254]

問題: コンテナーを初めて作成するときにデプロイメントユニットを追加できず、予期しないシステムエラーが発生します。

問題の再現手順:

  1. Business Central で Menu → Deploy → Execution Servers に移動します。
  2. Deployment Units の下で Add Deployment Unit をクリックします。
  3. GAV 値を手動で入力します。
  4. Start Deployment Unit? チェックボックスを選択してサービスを起動します。
  5. Finish をクリックします。

    予期しないシステムエラーが発生します。

回避策: なし

新しいデプロイメントユニットを追加するとデプロイメントユニットフィールドがない [RHPAM-3213]

問題: デプロイメントユニットを追加する場合は、Add Deployment Unit で利用可能なフィールドがありません。

問題の再現手順:

  1. Business Central で Menu → Deploy → Execution Servers に移動します。
  2. Deployment Units の下で Add Deployment Unit をクリックします。

    デプロイメントユニットフィールドがありません。

回避策: Deployment unit フィールドは、Process Configuration に移動して元に戻る場合にのみ表示されます。

6.2. DMN デザイナー

デシジョンサービスに複数の DRD があるモデルの inputData 要素がない [RHDM-1483]

問題: 複数のデシジョン要件ダイアグラム (DRD) を含むモデルでデシジョンサービスノードにデシジョンコンポーネントを追加すると、生成されるデシジョンサービスノードに inputData 要素がありません。

問題の再現手順:

  1. 複数の意思決定要件ダイアグラム (DRD) を定義します。
  2. DRD で、入力で一部のデシジョンを定義します。
  3. 別の DRD では、デシジョンサービスを定義して、以前の DRD のデシジョンコンポーネントを再使用します。

    入力は複製しないでください。

  4. デシジョンサービスを構築してデプロイします。
  5. 次のタスクのいずれかを実行します。

    • 説明に報告されたエラーを確認するには、意思決定を評価します。
    • DMN ソースを確認し、デシジョンサービスに inputData 要素がないことを確認します。

回避策: 生成された decisionService 要素に inputData 要素を手動で追加します。

DMN エディターが Decision Navigator ビューから変更を検出しない [RHDM-1482]

問題: Decision Navigator ビューからデシジョン要件ダイアグラム (DRD) を名前変更または削除しても、DMN エディターはファイルの変更を検出しません。

問題の再現手順:

  1. Decision Navigator ビューから DRD の名前を変更します。
  2. Save をクリックします。

    保存されていない変更 のアラートウィンドウを受け取ります。

  3. DMN エディターを閉じます。

    保存されていない変更 のアラートウィンドウを受け取ります。

  4. DMN エディターを再度開きます。

    DRD の名前は同じです。

回避策: ファイルに別の変更を加え、保存または破棄アクションを強制します。

デシジョンテーブルで制約値がない [RHDM-1460]

問題: デシジョンテーブルの定義中に制約の値がありません。

問題の再現手順:

  1. 意思決定で DMN ファイルを作成します。
  2. デシジョンテーブルを定義します。
  3. 最初の列タイプを数字に設定します。
  4. アセットを保存します。
  5. エディターを終了します。
  6. アセットを再度開きます。
  7. デシジョンテーブルに移動します。
  8. タイプを数値として入力を選択します。
  9. Properties パネルを開きます。
  10. Constraint value フィールドに制約を設定します。
  11. 出力列を選択します。
  12. もう一度入力列を選択します。
  13. 制約値がないことを確認します。

回避策: なし

意思決定要件グラフ (DRG) でノードを削除すると、元に戻す操作とやり直す操作が正しく機能しない [RHDM-1459]

問題: 複数の意思決定要件ダイアグラム (DRD) を含むモデルでは、意思決定要件グラフ (DRG) でノードを削除すると、元に戻す操作とやり直す操作が正しく機能しません。

問題の再現手順:

  1. ノードを DRD に移動します。
  2. DRG に移動します。
  3. DRG からノードを削除します。
  4. 変更を元に戻します。

想定される結果: DRG で元に戻す操作およびやり直す操作を実行できます。

実際の結果: エラーが表示されます。確認すると、DRG は破損しています。

回避策: なし

ダイアグラム間の切り替え時に元に戻す操作とやり直す操作が失われる [RHDM-1458]

問題: 複数の意思決定要件ダイアグラム (DRD) を含むモデルでは、ダイアグラム間の切り替え時に元に戻す操作とやり直す操作が失われます。

問題の再現手順:

  1. 2 つ以上の意思決定要件ダイアグラム (DRD) を持つ DMN ファイルを開きます。
  2. 変更を加えます。たとえば、1 つの図でノードを移動します。
  3. 別のダイアグラムに切り替えます。
  4. Undo をクリックするか、Ctrl+Z を押します。

    元に戻す操作ややり直す操作が失われ、何も変更されません。

回避策: なし

Business Central では、DMN エディターは Properties パネルに変更を保存できない [RHDM-1456]

問題: Properties パネルで name プロパティーを変更し、変更を保存してエディターを再度開くと、DMN エディターで変更を保存できません。

問題の再現手順:

  1. DMN ファイルを開きます。
  2. Properties パネルで DMN ファイルの名前を変更します。
  3. Save をクリックします。

    保存されていない変更 のアラートウィンドウを受け取ります。

  4. DMN エディターを閉じます。
  5. アセットを再度開き、Properties パネルを確認します。

    変更が保存されません。

回避策: なし

変更がない場合に DMN エディターで保存されていない変更を報告する [RHDM-1453]

問題: Business Central で DMN ファイルを開き、変更を加えずにファイルを閉じると、DMN エディターが DMN ファイルに未保存の変更を報告します。

問題の再現手順:

  1. Business Central で Menu → Design → Projects に移動します。
  2. Try samples をクリックします。
  3. Traffic_Violation プロジェクトを開きます。
  4. DMN ファイル Traffic Violation を開きます。
  5. エディターを終了します。

    Unsaved changes エラーポップアップが表示されます。

回避策: なし

6.3. デシジョンエンジン

TypeCoercionTest の jitting の後に testDoubleNaN が失敗する [RHDM-1470]

問題: 制約が jitting の場合に、org.drools.modelcompiler.TypeCoercionTest#testDoubleNaNAssertionError エラーが表示されます。

問題の再現手順:

  1. org.drools.modelcompiler モジュールで以下のコマンドを実行します。

    mvn clean install -Dtest=org.drools.modelcompiler.TypeCoercionTest#testDoubleNaN* -Ddrools.jittingThreshold=0

回避策: なし。

6.4. 高可用性 Business Central (オンプレミス)

複数のプロセスを同時に作成できない [RHPAM-3202]

問題: 複数のプロセスを同時に作成すると、エラーメッセージが表示され、複数のプロセスが作成されません。

問題の再現手順:

  1. 同時に複数のプロセスを作成します。

    Activity not found エラーが表示されます。

回避策: なし

プロジェクトの作成時に、プロジェクトの実際の名前ではなく base-kie-project が作成される [RHPAM-3193]

問題: プロジェクトを作成すると、作成されたプロジェクトの実際の名前ではなく、base-kie-project という名前のプロジェクトが作成されます。

問題の再現手順:

  1. 同じスペースに複数のユーザーを持つ複数のプロジェクトを作成します。

    base-kie-project プロジェクトが作成されます。

回避策: プロジェクトを削除して再作成するか、Settings タブからプロジェクト名の名前を変更します。

複数のプロジェクトを同時に作成できない [RHPAM-3192]

問題: 複数のプロジェクトを同時に作成すると、エラーメッセージが表示され、複数のプロジェクトが作成されません。

問題の再現手順:

  1. 同時に複数のプロジェクトを作成します。

    エラーが表示されます。

回避策: なし

第7章 Red Hat Decision Manager 7.9.0 で修正された問題

Red Hat Decision Manager 7.9.1 では安定性が増し、本セクションに挙げる問題が修正されました。

7.1. Business Central

  • ソースコードからパッケージの名前を変更しようとするとファイルが保存できない [RHPAM-3119]
  • デプロイメントユニットを追加して、手作業で GAV 値を入力し、警告ウィンドウを確認すると、待ち時間を表すスピナーが表示されない [RHPAM-3114]
  • アセットが Business Central のクラスター環境向けに正しくインデックス化されない [RHPAM-3089]
  • 新しいデプロイメントユニットを追加しようとすると、複数のエラー通知が表示される [RHPAM-3112]
  • Business Central はログアウト時に最後に使用したブランチを記憶しない [RHPAM-2957]
  • Assets リストには、Last modified X day agoCreated XX weeks ago という列がありますが、すべてのアセットで同じで、実際に修正または作成された値を反映しない [RHPAM-2865]
  • パッケージリストがインポートされたプロジェクトに対して正しく入力されない [RHDM-1377]
  • java.lang.Number インポートが削除時にインポートのリストに残る [RHDM-247]
  • プロジェクトでクエリーが含まれる DRL ファイルが含まれる場合は、テストシナリオデザイナーがカバレッジレポートにクエリーを表示する [RHDM-1448]
  • Business Central を再起動すると、KIE Server と Business Central の接続が再確立されない [RHPAM-3137]
  • Business Central でガイド付きデシジョンテーブルアセットをロックできない [RHPAM-2992]
  • テストシナリオで使用するガイド付きルールの名前を変更すると、カバレッジレポートに、ガイド付きルールの元の値と名前が変更された値の両方が表示される [RHDM-1334]

7.2. デシジョンエンジン

  • デシジョンテーブルでは、パターンが反応するプロパティーをカスタマイズするために使用される @watch アノテーションを使用してパターンを終了できる [RHDM-1437]
  • プロパティーを 1 つだけ残してプロパティーをすべて除外すると、@watch アノテーションが正しく動作しない [RHDM-1436]
  • マップから文字列の値を取得し文字列リテラルと比較すると、制約の jitting に失敗する [RHDM-1439]
  • accumulate に複数の累積関数が含まれる場合は、デシリアライズ後に不要なルールの再入力を受け取る [RHDM-1434]
  • kie-maven-plugin の default-build ターゲットでルールを構築するのに時間がかかる [RHDM-1433]
  • MVEL 方言モードでは、BigDecimal タイプの値のバイナリー操作をコンパイルできず、実行可能モデルでコンパイルエラーが発生する [RHDM-1421]

7.3. KIE Server

  • KIE Server で REST 要求 (JSON) アンマーシャリング時に MarshallingException が発生する [RHDM-1417]

7.4. インストーラー

  • Red Hat JBoss EAP 上の Red Hat Decision Manager インストーラーでは、データベースユーザーの保存パスワードに $ 記号が追加される [RHPAM-3148]

7.5. Red Hat OpenShift Container Platform

  • 監視コンソールページに新しいページを作成すると Activity not found エラーのポップアップが表示される [RHPAM-3066]

第8章 Red Hat Decision Manager 7.9.1 で修正された問題

本セクションでは、Red Hat Decision Manager 7.9.1 の既知の問題を紹介します。

8.1. Business Central

テストの実行が増分ビルドに影響する [RHDM-1508]

問題: テストシナリオシミュレーションで DRL ルールおよび enum プロパティーを含むファクトをテストすると、検証エラーが発生します。

問題の再現手順:

  1. [DROOLS-5458] にある bpms_scesim-tickets.zip ファイルをダウンロードします。
  2. プロジェクトをインポートします。
  3. DRL ファイルに移動し、検証を実行します。
  4. テストシナリオシミュレーションに移動し、検証を実行します。
  5. DRL ファイルに戻り、再度検証を実行します。

    検証に失敗し、エラーが表示されます。

  6. テストシナリオシミュレーションに戻り、再度検証を実行します。

    ルールが指定のファクトに対して評価されなていないため、検証に失敗します。

回避策: インポートしたプロジェクトページに移動して、Build をクリックします。

デプロイメントユニットを追加するとシステムエラーが発生する [RHPAM-3111]

問題: デプロイメントユニットを追加できず、予期しないシステムエラーが発生します。

問題の再現手順:

  1. Business Central で Menu → Deploy → Execution Servers に移動します。
  2. Deployment Units の下で Add Deployment Unit をクリックします。
  3. GAV 値を手動で入力します。
  4. Start Deployment Unit? チェックボックスを選択してサービスを起動します。
  5. Finish をクリックします。

    予期しないシステムエラーが発生します。

回避策: なし

第9章 Red Hat Decision Manager 7.9.1 で修正された問題

Red Hat Decision Manager 7.9.1 では安定性が増し、本セクションに挙げる問題が修正されました。

9.1. Business Central

  • 初めてコンテナーを作成するときデプロイメントユニットを追加できない [RHPAM-3254]
  • Business Central でテストの実行速度が遅い [RHPAM-3246]
  • ガイド付きルールエディターから Free form DRL が消える [RHPAM-3204]
  • Red Hat Single Sign-On アプリケーションで定義した予約ロールが、Business Central の admin ページでロールおよびグループとして表示される [RHPAM-2984]
  • ガイド付きルールエディターで、呼び出しメソッドアクションの引数として引用符を含む式を使用できない [RHPAM-2972]
  • 保存した変更でアセットの名前を変更すると、エラーが発生する [RHPAM-2946]
  • ガイド付きルールエディターで LocalDateTime フィールドを使用して比較を行うと、LocalDateTime フィールドを表すバインディング変数が = 文字で始まり、ルールを検証できない [ RHDM-1408]
  • Git プロジェクトをインポートして新規ブランチを作成し、リモートリポジトリーにプッシュすると、新たに作成したブランチが Business Central に表示されない [ RHDM-1407]
  • 空のリポジトリーをインポートして最初に作成されたリポジトリーを再インポートすると、空のプロジェクトが作成される [ RHDM-1378]
  • 指定した messages.properties ファイルと post-commits で REST API を使用してプロジェクトを作成できない [ RHDM-1354]
  • 新しいデプロイメントユニットを追加するとデプロイメントユニットフィールドがない [RHPAM-3213]

9.2. KIE Server

  • /server/state REST エンドポイントがクリアテキストで KIE Server ユーザーとコントローラーユーザーを出力する [RHPAM-3260]
  • KIE Server Swagger API にモデル定義が存在しない [RHPAM-3219]
  • 高可用性 (HA) オンプレミス環境で KIE Server が Business Central に接続されると、同期の問題が発生する [RHPAM-2965]

9.3. デシジョンエンジン

  • 実行可能なモデルコンパイラーで、括弧内の数字を使用してルールを実行すると、コンパイルエラーが表示され、例外で失敗する [RHDM-1491]
  • 実行可能モデルでの不正確なルール実行 [RHDM-1465]
  • 実行可能なモデルコンパイラーで変数を括弧内で使用し、intshort 変数にキャストすると、コンパイルエラーが発生する [RHDM-1471]
  • バージョン 7.8.0 にアップグレードすると、KieBase ビルドが失敗し、org.apache.poi.ooxml.POIXMLException 例外が発生する [RHDM-1468]
  • 制約式に複数のプロパティーがある場合、STANDARD_DRL プロパティーが式内で複数のプロパティーを認識できない [RHDM-1462]

9.4. DMN デザイナー

  • デシジョンテーブルで制約値がない [RHDM-1460]
  • 意思決定要件グラフ (DRG) でノードを削除すると、元に戻す操作とやり直す操作が正しく機能しない [RHDM-1459]
  • Business Central では、DMN エディターは Properties パネルに変更を保存できない [RHDM-1456]
  • 変更がない場合に DMN エディターで保存されていない変更を報告する [RHDM-1453]

9.5. Red Hat Business Optimizer

9.6. Red Hat OpenShift Container Platform

  • Business Central および KIE Server のリソース要件を変更する [RHPAM-3245]
  • Red Hat OpenShift Container Platform に Red Hat Decision Manager をデプロイする場合に、Git インデックスのディレクトリーで、org.uberfire.metadata.index.dir Java 設定が共有の PersistentVolume (PV) を参照しない [RHPAM-3141]

付録A バージョン情報

本書の最終更新日: 2022 年 3 月 8 日 (火)

付録B お問い合わせ先

Red Hat Decision Manager ドキュメントチーム: brms-docs@redhat.com

Red Hat logoGithubredditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。 最新の更新を見る.

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

Theme

© 2026 Red Hat
トップに戻る