6.2. Red Hat Developer Hub 1.1.0、1.1.1、および 1.1.2 の機能拡張およびバグ修正
6.2.1. Red Hat Developer Hub 1.1.2 の機能強化とバグ修正 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
- カスタムサイドカーコンテナーを使用できない
以前のバージョンの Developer Hub では、Developer Hub イメージをオーバーライドしてサイドカーコンテナーを使用することはできませんでした。
Red Hat Developer Hub 1.1.2 では、カスタムリソースの
spec.rawRuntimeConfigフィールドで定義されたサイドカーコンテナーイメージは、RELATED_IMAGE_ * 環境変数またはspec.application.imageフィールドによって上書きされません。- Kubernetes クラスター内の非公開イメージのサポート
以前のバージョンの Developer Hub では、Operator を使用して Red Hat Developer Hub をインストールするときに、PostgreSQL Pod のイメージプルシークレットを設定するオプションはありませんでした。
その結果、ローカル PostgreSQL データベースの場合、この問題により、ユーザーは Amazon Elastic Kubernetes Service (EKS) や Microsoft Azure Kubernetes Service (AKS) などの OpenShift Container Platform 以外のクラスターで非パブリックイメージを使用できなくなりました。
Red Hat Developer Hub 1.1.2 では、
spec.application.imagePullSecretsで Developer Hub と PostgreSQL Pod の両方のイメージプルシークレットを設定できます。- Helm CLI を使用して Red Hat Developer Hub 1.1.1 をインストールできない
Developer Hub 1.1.0 のリリース後、OpenShift Helm チャートの名前が変更になり、シークレットの Developer Hub 1.1.0 命名規則との互換性がなくなりました。
その結果、Developer Hub 1.1.1 では、Helm CLI によってインストールされたコンテナーは起動に失敗します。
Developer Hub 1.1.1 で導入されたこの回帰は、Developer Hub 1.1.2 で修正されています。
- OperatorPod でメモリー不足エラーが発生する可能性がある
デプロイメントやサービスなどのオブジェクトが多数含まれるクラスターでは、メモリー割り当てが不十分なため、Developer Hub Operator Pod が失敗し、
OOMKilledステータスが表示される場合があります。Developer Hub 1.1.2 では、Pod に 1Gi のメモリーを割り当てることでこの問題が解決します。
6.2.2. Red Hat Developer Hub 1.1.1 の機能強化とバグ修正 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
- ArgoCD プラグインが 2.6.2 から 2.4.1 にダウングレード
- ArgoCD バックエンドプラグインが使用されている場合、EntityArgoCDHistoryCard は機能しません。この問題は、ArgoCD プラグインバージョンを 2.4.1 に戻すことで修正されています。詳細は、https://github.com/RoadieHQ/roadie-backstage-plugins/issues/1238 を参照してください。
- Helm チャートのデプロイメントの問題
Red Hat Developer Hub 1.1.0 では、config.openshift.io API グループでリソース ingress を取得できないため、クラスター管理者の権限のないユーザーは、ホスト型 OpenShift Container Platform インスタンスに Red Hat Developer Hub 1.1.0 Helm チャートをデプロイできませんでした。このリソースへのアクセス権が通常のユーザーにはなく、クラスター管理者のみにあるため、
clusterRouterBaseに使用するドメインについて OpenShift Container Platform クラスター Ingress を自動的に照会しないことで、この問題は修正されました。そのため、1.1.1 Helm チャートを使用して Red Hat Developer Hub をインストールする場合は、
clusterRouterBase値を設定する必要があります。詳細は、Red Hat Developer Hub の 管理ガイド の Helm チャートを使用した Red Hat Developer Hub のインストール セクションを参照してください。- RBAC バックエンドのクリーンアップ
- Developer Hub 1.1.0 アプリケーションからすべての管理ユーザーを削除しても、管理メタデータとポリシーは引き続き存在します。これは Developer Hub 1.1.1 で解決され、ユーザーデータが正しく削除されるようになりました。詳細は、https://github.com/janus-idp/backstage-plugins/pull/1314 を参照してください。
- Tekton UI の改善
- Roxctl イメージチェックでは、予期される形式の応答が含まれておらず、UI が壊れることがあります。この問題は、Red Hat Developer Hub 1.1.1 で修正されています。詳細は、https://issues.redhat.com/browse/RHTAPBUGS-1175 および https://github.com/janus-idp/backstage-plugins/issues/1355 を参照してください。
- Toplogy ビューのルートに誤ったマッピングが表示される
- Red Hat Developer Hub 1.1.1 では、複数の名前空間からリソースがフェッチされる場合、ワークロードと名前空間が同じになるようにサービスとルートを確認する機能が追加されました。詳細は、https://issues.redhat.com/browse/RHTAPBUGS-1166 および https://github.com/janus-idp/backstage-plugins/pull/1389 を参照してください。
- OAuth2 プロキシー (OIDC) でのログアウトの問題
- Developer Hub 1.1.0 には、Keycloak で OAuth2 Proxy を使用するユーザーがサインアウトされる問題があります。このサインアウト問題を解決するために、1.1.1 では auth-backend-module-oidc-provider のフォークバージョンが提供され、Keycloak を使用して OIDC プロバイダーに切り替えることができるようになりました。詳細は、https://issues.redhat.com/browse/RHDHBUGS-11 および https://github.com/janus-idp/backstage-showcase/pull/1072 を参照してください。
- Red Hat Developer Hub 1.1.1 でのプラグインの変更
| プラグイン | 1.1.0 のバージョン | 1.1.1 のバージョン |
|---|---|---|
| @roadiehq/backstage-plugin-argo-cd | 2.6.2 | 2.4.1 |
| @janus-idp/backstage-plugin-keycloak-backend | 1.8.5 | 1.8.6 |
| @janus-idp/backstage-plugin-topology | 1.18.7 | 1.18.8 |
| @janus-idp/backstage-plugin-ocm-backend | 3.5.6 | 3.5.7 |
| @janus-idp/backstage-plugin-quay | 1.5.9 | 1.5.10 |
| @janus-idp/backstage-plugin-rbac | 1.15.3 | 1.15.5 |
| @janus-idp/backstage-plugin-tekton | 3.5.10 | 3.5.12 |
6.2.3. Red Hat Developer Hub 1.1.0 の機能拡張およびバグ修正 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
- いくつかのアップストリームバックエンドプラグインを動的にロードできない問題を修正
-
このリリースより前は、動的プラグインに変換したときに、アップストリームまたはサードパーティーのバックステージバックエンドプラグインのカテゴリー全体を動的に読み込むことができませんでした。影響を受けたプラグインは
、resolvePackagePath()バックステージ API メソッドを使用するプラグインでした。この問題は、データベースサービスを使用し、移行スクリプトを提供する多くのバックエンドプラグインに影響を与えました。本リリースでは、動的プラグイン機能の重要な制限が削除されました。 - Atlassian Auth プロバイダーの設定が正しくない
-
このリリースより前は、認証 URL は
${baseUrl}/oauth/authorizeとして構築されていましたが、これは Atlassian の想定パスと一致しなかったため、認証エラーが発生しました。これで、ユーザーは認証 URL に誘導され、認証コードを取得して認証に成功します。 - RBAC: CSV はサーバーの再起動時にデータベースを再読み込みする
-
このリリースの前は、
policy.csv ファイルを使用して Developer Hub に権限をロードしていました。権限が重複しているインスタンスが存在する可能性があり、権限がデータベースに再ロードされる可能性があります。 Create RoleAPI で検証が機能しない-
このリリースより前は、
Create RoleAPI の検証プロセスが無効だったため、無効なロールが作成される可能性がありました。このため、これらのロールを更新または削除しようとすると入力エラーが発生しました。 - RBAC バックエンドプラグイン - ポリシーの変更にはサーバーの再起動が必要である
-
このリリースより前は、
policy.csvファイルを手動で操作すると動作に一貫性がなくなり、操作された権限またはロールが RBAC プラグイン内で正しく適用されませんでした。 - Red Hat Developer Hub プラグインの監視はサポートされていない
- このリリースより前は、Red Hat Developer Hub プラグインを監視するための管理者向けのサポートが提供されていませんでした。このリリースでは、管理者は監視目的で Developer Hub プラグインとそのバージョンのリストを生成できます。