第3章 Helm チャートを使用したエアギャップ環境の OpenShift Container Platform への Red Hat Developer Hub のインストール


Red Hat Developer Hub Helm チャートを使用して、完全な非接続環境または部分的な非接続環境に Red Hat Developer Hub をインストールできます。

ネットワークが bastion ホストを介してレジストリーにアクセスできる場合は、Helm チャートを使用して、指定されたリソースをディスクにミラーリングし、インターネットに接続せずにエアギャップ環境に転送することで、Red Hat Developer Hub をインストールできます。

前提条件

  • ワークステーションを設定している。

    • registry.redhat.io にアクセスできる。
    • charts.openshift.io Helm チャートリポジトリーにアクセスできる。
    • ワークステーションに OpenShift CLI (oc) がインストールされている。
    • oc-mirror OpenShift CLI (oc) プラグインがインストールされている。詳細は、oc-mirror OpenShift CLI プラグインのインストール を参照してください。
    • Red Hat Developer Portal にアカウントがある。
  • 中間ホストを設定している。

    • ホストは、非接続クラスターと、ターゲットミラーレジストリー (Red Hat OpenShift Container Platform イメージレジストリーなど) にアクセスできる。OpenShift Container Platform イメージレジストリーの公開の詳細は、レジストリーの公開 を参照してください。
    • oc-mirror OpenShift CLI (oc) プラグインがインストールされている。詳細は、oc-mirror OpenShift CLI プラグインのインストール を参照してください。
    • Red Hat OpenShift Container Platform 4.14 以降がインストールされている。
    • ワークステーションに OpenShift CLI (oc) がインストールされている。

手順

  1. ミラーリングするリソースを指定するには、ImageSetConfiguration ファイルを作成します。以下に例を示します。

    apiVersion: mirror.openshift.io/v1alpha2
    kind: ImageSetConfiguration
    mirror:
      helm:
        repositories:
               - name: <repository_name> (1)
            url: <repository_url> (2)
            charts:
              - name: <chart_name> (3)
                version: "<rhdh_version>" (4)
    ミラーリングするリポジトリーの名前 (例: openshift-charts)
    ミラーリングするリポジトリーの URL (例: https://charts.openshift.io)。
    ミラーリングする Helm チャートの名前 (例: redhat-developer-hub)。
    使用する Red Hat Developer Hub のバージョン (例: 1.6)
  2. oc-mirror コマンドを実行して、ImageSetConfiguration.yaml ファイルで指定されたリソースをミラーリングします。以下に例を示します。

    oc-mirror --config=<mirror_config_directory>/ImageSetConfiguration.yaml <mirror_archive_directory>/

    ここでは、以下のようになります。

    <mirror_config_directory>
    システム上のイメージセット設定ファイルの場所を指定します (例: .user)。
    <mirror_configuration_file>
    ミラー設定 yaml ファイルの名前を指定します (例: mirror-config.yaml)
    <mirror_archive_directory>
    ミラーアーカイブの作成先のディレクトリーの場所を指定します (例: file://.user)。
    注記

    oc-mirror コマンドを実行すると、ミラーアーカイブファイル、Helm チャート、ImageContentSourcePolicy (ICSP) マニフェストを含むローカルワークスペースが生成されます。ICSP マニフェストには、後の手順でクラスターに適用する必要がある imageContentSourcePolicy.yaml ファイルが含まれています。

    出力例

    Creating archive /path/to/mirror-archive/mirror_seq1_000000.tar

  3. 生成されたアーカイブファイル (例: mirror_seq1_000000.tar) をエアギャップ環境に転送します。
  4. エアギャップ環境に接続し、次のオブジェクトにも接続されていることを確認します。

    • ローカルターゲットレジストリー
    • ターゲット OpenShift Container Platform クラスター
  5. エアギャップ環境から oc-mirror コマンドを実行して、アーカイブからターゲットレジストリーにミラーリングします。以下に例を示します。

    oc-mirror --from <mirror-archive-file> <target-registry>

    ここでは、以下のようになります。

    <mirror_archive_file>
    ミラーリングするリソースを含むファイルの名前を指定します (例: mirror_seq1_0000.tar)。
    <target_registry>
    ミラーリングされたイメージをプッシュするターゲットレジストリーの名前を指定します (例: docker://registry.localhost:5000)。

    出力例

    Wrote release signatures to oc-mirror-workspace/results-1738075410
    Writing image mapping to oc-mirror-workspace/results-1738075410/mapping.txt
    Writing ICSP manifests to oc-mirror-workspace/results-1738075410

  6. ワークスペースで、ls コマンドを実行して imageContentSourcePolicy.yaml ファイルを見つけます。以下に例を示します。

    ls <workspace_directory>/<results_directory>

    ここでは、以下のようになります。

    <workspace_directory>
    ワークスペースディレクトリーの名前を指定します (例: oc-mirror-workspace)。
    <results_directory>
    結果ディレクトリーの名前を指定します (例: results-1738070846)。
  7. Helm チャートをミラーリングするには、oc apply コマンドを実行して、非接続クラスターに imageContentSourcePolicy.yaml ファイルをデプロイします。以下に例を示します。

    oc apply -f <workspace_directory>/<results_directory>/ImageContentSourcePolicy.yaml

    ここでは、以下のようになります。

    <workspace-directory>
    ワークスペースディレクトリーの名前を指定します (例: oc-mirror-workspace)。
    <results-directory>
    結果ディレクトリーの名前を指定します (例: results-1738070846)。
  8. エアギャップ環境で、namespaceset オプションを指定して helm install コマンドを実行し、使用する namespace に Helm チャートをデプロイします。以下に例を示します。

    CLUSTER_ROUTER_BASE=$(oc get route console -n openshift-console -o=jsonpath='{.spec.host}' | sed 's/[.]*\.//')
    
    helm install <rhdh_instance> <workspace_directory>/<results_directory>/charts/<archive_file> --namespace <your_namespace> --create-namespace \
      --set global.clusterRouterBase="$CLUSTER_ROUTER_BASE"

    ここでは、以下のようになります。

    <rhdh_instance>
    Red Hat Developer Hub インスタンスの名前を指定します (例: my-rhdh)
    <workspace_directory>
    ワークスペースディレクトリーの名前を指定します (例: oc-mirror-workspace)。
    <results_directory>
    結果ディレクトリーの名前を指定します (例: results-1738070846)。
    <archive_file>
    ミラーリングするリソースを含むアーカイブファイルの名前を指定します (例: redhat-developer-hub-1.4.1.tgz)。
    <your_namespace>
    Helm チャートをデプロイする namespace を指定します (例: my-rhdh-project)
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