第6章 Go Toolset の変更点
Rust ツールセットが、RHEL 7 および RHEL 8 のバージョン 1.52.1 から 1.54.0 に更新されました。
主な変更点は、以下のとおりです。
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内部表現に依存せずにスライスと文字列を処理するための新しい関数が
unsafe
パッケージに追加されました。 - 比較可能な型は、比較可能な制約を満たすことができるようになりました。
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新しい
crypto/ecdh
パッケージ。 -
go build
およびgo test
コマンドは、-i
フラグを受け入れなくなりました。 -
go generate
およびgo test
コマンドは、-skip pattern
オプションを受け入れるようになりました。 -
go build
、go install
、およびその他のビルド関連コマンドは、-pgo
フラグと-cover
フラグをサポートするようになりました。 -
go
コマンドは、C ツールチェーンのないシステムではデフォルトでcgo
を無効にするようになりました。 -
go version -m
コマンドは、より多くの Go バイナリータイプの読み取りをサポートするようになりました。 -
go
コマンドは、C ツールチェーンのないシステムではデフォルトでcgo
を無効にするようになりました。 - コードカバレッジプロファイルを単体テストからのみ収集するのではなく、アプリケーションと統合テストから収集するためのサポートが追加されました。
更新の詳細は、アップストリームの Go 1.16 Release Notes を参照してください。