1.3. Red Hat Enterprise Linux 7 での Rust Toolset へのアクセス
Rust Toolset を Red Hat Enterprise Linux 7 にインストールするには、Red Hat Developer Tools リポジトリーおよび Red Hat Software Collections リポジトリーにアクセスして有効にする必要があります。
これらのリポジトリーがすでにシステムに割り当てられている場合は、Rust Toolset のインストール を参照してください。
手順
以下を実行して
Wget
をインストールします。# yum install wget
以下を実行して最新のサブスクリプションデータをダウンロードします。
# subscription-manager refresh
以下を実行してシステムを登録します。
# subscription-manager register
グラフィカルユーザーインターフェイス (GUI) を使用してシステムを登録するには、システムの登録と登録解除 ガイドを参照してください。
次のコマンドを実行して、利用可能なすべてのサブスクリプションのリストを表示し、プール ID を特定します。
# subscription-manager list --available
-
Pool ID
で始まる行でプール ID を検索します。 以下を実行して、
Red Hat Developer Tools
リポジトリーへのアクセスを提供するサブスクリプションをシステムに割り当てます。# subscription-manager attach --pool=<pool ID from the subscription>
-
<pool ID from the subscription>
は、直前の手順で特定したプール ID に置き換えます。
-
以下を実行して、システムに割り当てられているサブスクリプションを確認します。
# sudo subscription-manager list --consumed
以下を実行して
rhel-7-variant-devtools-rpms
リポジトリーを有効にします。# subscription-manager repos --enable rhel-7-<variant>-devtools-rpms
<variant>
は、Red Hat Enterprise Linux システムのバリアント (server
またはworkstation
) に置き換えます。最も幅広い開発ツールにアクセスするには、
server
を使用します。
以下を実行して
rhel-variant-rhscl-7-rpms
リポジトリーを有効にします。# subscription-manager repos --enable rhel-<variant>-rhscl-7-rpms
-
<variant>
は、Red Hat Enterprise Linux システムのバリアント (server
またはworkstation
) に置き換えます。
-
以下を実行して Red Hat Developer Tools GPG キーをシステムに追加します。
# cd /etc/pki/rpm-gpg # wget -O RPM-GPG-KEY-redhat-devel https://www.redhat.com/security/data/a5787476.txt # rpm --import RPM-GPG-KEY-redhat-devel
関連情報
- システムを登録し、サブスクリプションに関連付ける方法は、Red Hat Subscription Management ガイドコレクションを参照してください。