2.4.4. ループの検出


Directory Server に含まれる LDAP 制御により、ループが回避されます。サーバーは、最初にチェーンを試行するとき、この制御を、許可されたホップの最大数またはチェーン接続の最大数に設定します。後続の各サーバーでカウントが減ります。サーバーが 0 の数を受信すると、ループが検出されたと判断し、クライアントアプリケーションに通知します。
許可されるホップ数は、nsHopLimit 属性を使用して定義されます。指定されていない場合、デフォルト値は 10 になります。
コントロールを使用するには、cn=config,cn= chaining database,cn=plugins,cn=config エントリーの nsTransmittedControl 属性に以下の OID を追加します。
nsTransmittedControl: 1.3.6.1.4.1.1466.29539.12
各データベースリンクの設定ファイルに制御がない場合、ループ検出は実装されません。
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.