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16.10. エントリーの削除および復元

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ここでは、同期を有効にすることで、同期先の削除されたエントリーにどのような影響があるか、また復活したエントリーがどのように処理されるかについて説明します。

16.10.1. エントリーの削除

Active Directory ピアのすべての変更は、常に Directory Server と同期されます。つまり、Active Directory ドメイン上で Active Directory グループやユーザーアカウントが削除されると、その削除内容が Directory Server の同期ピアサーバーに自動的に同期して戻ってくるということです。
一方、Directory Server では、Directory Server アカウントが削除されると、Directory Server エントリーに ntUserDeleteAccount 属性または ntGroupDeleteGroup 属性が true に設定されている場合のみ、Active Directory の対応するエントリーが削除されます。
注記
Directory Server エントリーが Active Directory に初めて同期すると、Active Directory は自動的に一意の ID を割り当てます。次の同期間隔で、一意の ID が Directory Server エントリーに同期され、ntUniqueId 属性として保存されます。一意の ID が Directory Server に同期する に Active Directory で Directory Server エントリーを削除すると、このエントリーは Directory Server で削除 されません。Directory Server は ntUniqueId 属性を使用して、Active Directory に追加された変更を対応する Directory Server エントリーに識別し、同期します。その属性がないと、Directory Server は削除を認識しません。
Active Directory のエントリーを削除し、Directory Server で削除を同期するには、ntUniqueId 属性が削除される前に、エントリーの作成後に winSyncInterval の長さ (デフォルトでは 5 分) 待ちます。

16.10.2. エントリーのレスキュー

削除済みのエントリーを Directory Server に戻すことができます。削除されたエントリーは tombstone エントリーと呼ばれます。Directory Server と Active Directory の間で同期されていた削除エントリーが Directory Server に再び追加されると、再開する Directory Server エントリーには元の属性と値がすべて含まれます。これは tombstone reanimation と呼ばれます。再取得されたエントリーには、エントリーの同期に使用された元の ntUniqueId 属性が含まれます。これは、この新規エントリーが tombstone エントリーである Active Directory サーバーに通知されます。
Active Directory は古いエントリーを再取得し、エントリーの元の一意の ID を保持します。
Active Directory エントリーの場合、tombstone エントリーが Directory Server 上で復活すると、元の Directory Server の属性がすべて保持され、復活した Active Directory エントリーにも含まれます。
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