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3.3. Root DSE 属性

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このセクションの属性を使用して、サーバーインスタンスのルートディレクトリーサーバーエントリー (DSE) を定義します。DSE で定義された情報は、そのサーバーソフトウェアのそのバージョンでサポートされる制御、メカニズム、機能など、サーバーインスタンスの実際の設定に関連します。また、インスタンスに固有の情報 (ビルド番号やインストール日など) も含まれます。

DSE は通常の DIT 以外の特別なエントリーで、null 検索ベースで検索して返すことができます。以下に例を示します。

# ldapsearch -D "cn=Directory Manager" -W -p 389 -h server.example.com -x -s base -b "" "objectclass=*"

3.3.1. dataversion

この属性には、ディレクトリー内のデータの最新の編集時刻を示すタイムスタンプが含まれます。

dataversion: 020090923175302020090923175302

OID

 

構文

GeneralizedTime

多値または単一値

単一値

定義される場所

Directory Server

3.3.2. defaultNamingContext

クライアントがデフォルトで使用する必要のあるすべての設定済みの命名コンテキストの中から特定の命名コンテキストに対応します。

OID

 

構文

DN

多値または単一値

単一値

定義される場所

Directory Server

3.3.3. lastusn

USN プラグインは、書き込み操作 (add、change、delete、および modrdn) がそのエントリーに対して実行されるたびに、すべてのエントリーにシーケンス番号を割り当てます。USN は エントリーの USN 操作属性に割り当てられます。

USN プラグインには、ローカルおよびグローバルの 2 つのモードがあります。

ローカルモードでは、サーバーインスタンス用に維持される各データベースには、バックエンドデータベースごとに個別の USN カウンターが割り当てられた USN プラグインの独自のインスタンスがあります。データベースのエントリーに割り当てられた最新の USN は lastusn 属性に表示されます。USN プラグインがローカルモードに設定されていると、lastUSN 属性は USN と USN が割り当てられたデータベースの両方を表示します。

lastusn;database_name:USN

以下に例を示します。

lastusn;example1: 213
lastusn;example2: 207

グローバルモードでは、データベースが共有 USN カウンターを使用する場合に、lastUSN 値では、データベースで割り当てられた最新の USN を表示します。

lastusn: 420
注記

この属性は、内部のサーバー操作をカウントしません。バックエンドデータベースでの通常の書き込み操作がああった場合のみ (add、change、delete、および modrdn) が USN 数が 1 つ増えます。

構文

整数

多値または単一値

複数値

定義される場所

Directory Server

3.3.4. namingContexts

サーバーが制御またはシャドウする命名コンテキストに対応します。Directory Server で情報を制御しない場合は (パブリック X.500 ディレクトリーへの LDAP ゲートウェイである場合など)、この属性はありません。Directory Server がディレクトリー全体を含むと判断した場合は、この属性の値は 1 つで、その値は空の文字列 (root の Null DN を示す) です。この属性を使用し、サーバーに接続しているクライアントは、検索に適したベースオブジェクトを選択できます。

OID

1.3.6.1.4.1.1466.101.120.5

構文

DN

多値または単一値

複数値

定義される場所

RFC 2252

3.3.5. netscapemdsuffix

この属性には、サーバーで保持されるマシンデータのディレクトリーツリーの最上位接尾辞の DN が含まれます。DN 自体は LDAP URL を参照します。以下に例を示します。

cn=ldap://dc=server_name,dc=example,dc=com:389

OID

2.16.840.1.113730.3.1.212

構文

DN

多値または単一値

単一値

定義される場所

Directory Server

3.3.6. supportedControl

この属性の値は、サーバーでサポートされる制御を識別するオブジェクト識別子 (OID) です。サーバーが制御に対応していない場合には、この属性は存在しません。

OID

1.3.6.1.4.1.1466.101.120.13

構文

DirectoryString

多値または単一値

複数値

定義される場所

RFC 2252

3.3.7. supportedExtension

この属性の値は、サーバーでサポートされる拡張操作を識別するオブジェクト識別子 (OID) です。サーバーが拡張操作に対応していない場合には、この属性は存在しません。

OID

1.3.6.1.4.1.1466.101.120.7

構文

DirectoryString

多値または単一値

複数値

定義される場所

RFC 2252

3.3.8. supportedFeatures

この属性には、Red Hat Directory Server の現行バージョンでサポートされている機能が含まれます。

OID

1.3.6.1.4.1.4203.1.3.5

構文

OID

多値または単一値

複数値

定義される場所

RFC 3674

3.3.9. supportedLDAPVersion

この属性は、サーバーで実装された LDAP プロトコルのバージョンを識別します。

OID

1.3.6.1.4.1.1466.101.120.15

構文

整数

多値または単一値

複数値

定義される場所

RFC 2252

3.3.10. supportedSASLMechanisms

この属性は、サーバーでサポートされる SASL メカニズムの名前を識別します。サーバーが SASL 属性に対応していない場合には、この属性は存在しません。

OID

1.3.6.1.4.1.1466.101.120.14

構文

DirectoryString

多値または単一値

複数値

定義される場所

RFC 2252

3.3.11. vendorName

この属性には、サーバーベンダーの名前が含まれます。

OID

1.3.6.1.1.4

構文

DirectoryString

多値または単一値

単一値

定義される場所

RFC 3045

3.3.12. vendorVersion

この属性では、サーバーのベンダーのバージョン番号を示します。

OID

1.3.6.1.1.5

構文

DirectoryString

多値または単一値

単一値

定義される場所

RFC 3045

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