第11章 インポートパフォーマンスの向上


非常に大きな属性サイズまたは多数のエントリーの場合、インポート操作中にサーバーのパフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性があります。このセクションでは、Directory Server の設定を調整してインポートパフォーマンスを向上させる方法を説明します。

11.1. 大きなデータベースのインポートおよび大きな属性値を持つインポートに対する Directory Server のチューニング

次のような操作には、インポートキャッシュの自動サイズ設定機能を使用します。

  • 非常に大きなデータベースのインポート
  • 証明書チェーンまたはイメージを格納するバイナリー属性などの大きな属性を持つデータベースのインポート
注記

オフラインインポートは、オンラインインポートよりも高速です。可能であれば、オフラインインポートの使用を検討してください。

nsslapd-import-cache-autosize 属性を使用して、インポートキャッシュの自動サイズ設定機能を設定できます。デフォルトでは、Directory Server は ldif2db 操作に対してのみインポートキャッシュの自動サイズ設定を有効にし、空き物理メモリーの 50% をインポートキャッシュに自動的に割り当てます。

詳細は、「設定、コマンド、およびファイルリファレンス」ドキュメントで nsslapd-import-cache-autosize 属性の説明を参照してください。

トップに戻る
Red Hat logoGithubredditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。 最新の更新を見る.

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

Theme

© 2025 Red Hat, Inc.