5.3. コマンドラインを使用したスレッド数の手動設定
特定の状況では、Directory Server スレッド数を手動で一定の数に設定する必要があります。たとえば、自動チューニング設定を使用せずに仮想マシンの CPU コア数を変更した場合、ディレクトリーサーバースレッドの数を調整するとパフォーマンスが向上する可能性があります。
以前に特定の数のスレッドを設定した場合は、この手順を使用して自動チューニング設定を再度有効にすることもできます。
手順
ディレクトリーサーバーが使用するスレッド数を設定します。
# dsconf -D "cn=Directory Manager" ldap://server.example.com config replace nsslapd-threadnumber="64" Successfully replaced "nsslapd-threadnumber"
自動チューニング設定を有効にするには、
nsslapd-threadnumber
パラメーターを-1
に設定します。