20.9. ネットワークルートファイルシステム用の IBM Z ネットワークデバイスの設定
ルートファイルシステムへのアクセスに必要なネットワークデバイスを追加するには、ブートオプションを変更するだけで済みます。ブートオプションはパラメーターファイルに記述することもできますが、/etc/zipl.conf ファイルにブートレコードの仕様は含まれなくなりました。
手順
以下のコマンドを使用して、変更が必要なファイルを特定します。
# machine_id=$(cat /etc/machine-id)# kernel_version=$(uname -r)# ls /boot/loader/entries/$machine_id-$kernel_version.confDracut (mkinitrd の後継であり、initrd の代わりとなる initramfs 内で機能を提供する) は、起動プロセスの早い段階で 64 ビットの IBM Z 上のネットワークデバイスをアクティベートする起動パラメーター
rd.znet=を提供します。このパラメーターは、コンマ区切りリストを入力として受け取ります。このリストには、NETTYPE (qeth、lcs、または ctc) と、2 つ (lcs、ctc) または 3 つ (qeth) のデバイスバス ID を含めます。また、ネットワークデバイスの
sysfs属性に関するキーと値のペアを必要に応じて含めることもできます。このパラメーターは、64 ビット IBM Z ネットワークハードウェアを設定および有効化します。IP アドレスとその他のネットワーク仕様の設定は、他のプラットフォームと同様に機能します。詳細は dracut のドキュメントを参照してください。ネットワークチャネルに対する cio_ignore コマンドは、起動時にシームレスに処理されます。
NFS 経由のネットワークでアクセスした root ファイルシステムの起動オプションの例:
root=10.16.105.196:/nfs/nfs_root cio_ignore=all,!condev rd.znet=qeth,0.0.0a00,0.0.0a01,0.0.0a02,layer2=1,portno=0,portname=OSAPORT ip=10.16.105.197:10.16.105.196:10.16.111.254:255.255.248.0:nfs‑server.subdomain.domain:enc9a0:none rd_NO_LUKS rd_NO_LVM rd_NO_MD rd_NO_DM LANG=en_US.UTF-8 SYSFONT=latarcyrheb-sun16 KEYTABLE=us