22.6. RHEL インストールプログラムで提供されるアドオン向けキックスタートコマンド
このセクションのキックスタートコマンドは、Red Hat Enterprise Linux インストールプログラムにデフォルトで提供されるアドオンに関連しています。
22.6.1. %addon com_redhat_kdump リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
キックスタートコマンドの %addon com_redhat_kdump は任意です。このコマンドは、kdump カーネルクラッシュのダンプメカニズムを設定します。
- 構文
%addon com_redhat_kdump [OPTIONS] %end
このコマンドは、組み込みのキックスタートコマンドではなくアドオンであるため、構文が異なります。
Kdump はカーネルクラッシュをダンプするメカニズムです。これを使用すると、後で分析できるようにシステムのメモリーの内容を保存できます。これは kexec に依存しています。kexec を使用すると、システムを再起動せずに別のカーネルのコンテキストから Linux カーネルを起動できます。また、Kdump は、通常であれば失われてしまう最初のカーネルのメモリー内容を保持します。
システムクラッシュが発生すると、kexec は 2 番目のカーネルで起動します (キャプチャーカーネル)。このキャプチャーカーネルは、システムメモリーの予約部分に収納されています。このため、Kdump は、クラッシュしたカーネルメモリーの内容 (クラッシュダンプ) をキャプチャーして、指定した場所に保存します。このキックスタートコマンドを使用して設定することはできません。インストール後に /etc/kdump.conf 設定ファイルを編集して設定する必要があります。
Kdump の詳細は、kdump のインストール を参照してください。
- オプション
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--enable- インストール済みのシステムで kdump を有効にします。 -
--disable- インストール済みのシステムで kdump を無効にします。 --reserve-mb=- kdump 用に予約するメモリーの量 (MiB 単位)。以下に例を示します。%addon com_redhat_kdump --enable --reserve-mb=128 %end数値の代わりに
autoと指定することもできます。その場合は、インストールプログラムが、カーネルの管理、監視、および更新 の kdump のメモリー要件 セクションに記載の基準に基づいて自動メモリー量を決定します。kdump を有効にし、
--reserve-mb=オプションは指定しない場合、autoの値が使用されます。-
--enablefadump- ファームウェア支援ダンプを使用できるシステム (特に IBM Power Systems サーバー) で、ファームウェア支援ダンプを有効にします。
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