22.8. rhc RHEL システムロールを使用した Red Hat Lightspeed タグの設定


rhc RHEL システムロールを使用して、Red Hat Lightspeed のタグを設定できます。これらのタグを使用すると、場所などの属性に基づいてシステムを効率的にフィルタリングおよびグループ化できます。これにより、大規模インフラストラクチャー全体における自動化が単純化され、セキュリティーコンプライアンスが強化されます。

前提条件

手順

  1. 機密性の高い変数を暗号化されたファイルに保存します。

    1. vault を作成します。

      $ ansible-vault create ~/vault.yml
      New Vault password: <password>
      Confirm New Vault password: <vault_password>
    2. ansible-vault create コマンドでエディターが開いたら、機密データを <key>: <value> 形式で入力します。

      username: <username>
      password: <password>
    3. 変更を保存して、エディターを閉じます。Ansible は vault 内のデータを暗号化します。
  2. 次の内容を含む Playbook ファイル (例: ~/playbook.yml) を作成します。

    ---
    - name: Managing systems with the rhc RHEL system role
      hosts: managed-node-01.example.com
      vars_files:
        - ~/vault.yml
      tasks:
        - name: Creating tags
          ansible.builtin.include_role:
            name: redhat.rhel_system_roles.rhc
          vars:
            rhc_auth:
              login:
                username: "{{ username }}"
                password: "{{ password }}"
            rhc_insights:
              tags:
                group: group-name-value
                location: location-name-value
                description:
                  - RHEL8
                  - SAP
                sample_key: value
              state: present

    サンプル Playbook で指定されている設定は次のとおりです。

    group: group-name-value
    登録されたホストを整理および管理するためのシステムグループを指定します。
    location: location-name-value
    登録されたシステムに関連付ける場所を定義します。
    description
    登録されたシステムの簡単な概要または識別子を指定します。
    state: present|absent
    登録されたシステムの現在のステータスを示します。
    注記

    tags 内の内容は、設定対象のシステムに対して管理者が必要とするタグを表す YAML 構造になっています。上記の例は説明のみを目的としており、網羅的なものではありません。管理者は、必要に応じて YAML 構造をカスタマイズして、追加のキーと値を含めることができます。

  3. Playbook の構文を検証します。

    $ ansible-playbook --syntax-check --ask-vault-pass ~/playbook.yml

    このコマンドは構文を検証するだけであり、有効だが不適切な設定から保護するものではないことに注意してください。

  4. Playbook を実行します。

    $ ansible-playbook --ask-vault-pass ~/playbook.yml
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