第18章 ルートレス Podman の統一設定


統一されたシステム全体の設定ファイルを使用することで、Podman のすべてのルートレスユーザーに対して実現できます。手動で設定することなくデフォルト設定を継承しながら、個人設定ファイルを通じてシステムデフォルト設定をオーバーライドできる柔軟性も維持できます。

18.1. ルートレス Podman の統一設定の概要

デフォルトでは、containers.conf ルートレスは、すべてのユーザーに影響を与えるグローバル設定として /etc/containers/containers.conf を読み込んでいました。システム上のすべてのユーザーに対して、ルートフル Podman のプロセスに影響を与えることなく、ルートレス Podman のデフォルト設定を一元的に設定する方法がありませんでした。

ルートレスユーザーのみに影響するグローバル設定には、/etc/containers/containers.rootless.d/*.conf および /etc/containers/containers.rootless.d/$UID/*.conf を使用します。

統一設定は、主にモジュール化された階層構造の一連の設定ファイルを通じて管理されます。統一設定の主な特徴と利点は以下のとおりです。

  • システム管理者の場合: ルートレスコンテナーの組織全体のデフォルトを設定し、すべてのユーザー間で一貫した設定を確立し、共通のリソース制限、レジストリー設定、ランタイム動作を適用することで、運用上の標準化を実現できます。
  • エンドユーザーの場合: 手動で設定することなくデフォルト設定が継承され、個人の設定ファイルを通じてシステムのデフォルトをオーバーライドできます。既存のユーザーワークフローや設定を変更する必要がないため、下位互換性も確保されます。

以前は、システム管理者が使用できる、システム上のすべてのユーザーに対して、ルートフル Podman のプロセスに影響を与えることなく、ルートレス Podman のデフォルト設定を一元的に設定する手段がありませんでした。

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