8.2. Fulcio と Rekor を使用した sigstore 署名によるコンテナーイメージの署名


Fulcio および Rekor サーバーを使用すると、秘密鍵を手動で管理する代わりに、OpenID Connect (OIDC) サーバー認証に基づく短期証明書を使用して署名を作成できます。

前提条件

  • container-tools メタパッケージがインストールされている。
  • Fulcio (https://<your-fulcio-server>) サーバーと Rekor (https://<your-rekor-server>) サーバーが実行および設定されている。
  • Podman がインストールされている。

手順

  1. 次の内容を /etc/containers/registries.conf.d/default.yaml ファイルに追加します。

    docker:
        <registry>:
            use-sigstore-attachments: true

    use-sigstore-attachments オプションを設定することで、Podman と Skopeo はコンテナーの sigstore 署名をイメージと共に読み書きし、署名されたイメージと同じリポジトリーに保存できます。

    /etc/containers/registries.d/ ディレクトリー内の任意の YAML ファイルのレジストリーまたはリポジトリー設定セクションを編集できます。単一のスコープ (default-docker、registry、または namespace) は、/etc/containers/registries.d/ ディレクトリー内の 1 つのファイルにのみ存在できます。

    /etc/containers/registries.d/default.yaml ファイルでシステム全体のレジストリー設定を編集することもできます。すべての YAML ファイルが読み込まれ、ファイル名は任意であることに注意してください。

  2. /etc/containers/registries.d/file.yml ファイルを作成します。

    fulcio:
      fulcioURL: "https://<your-fulcio-server>"
      oidcMode: "interactive"
      oidcIssuerURL: "https://<your-OIDC-provider>"
      oidcClientID: "sigstore"
    rekorURL: "https://<your-rekor-server>"

    file.yml は、sigstore 署名の作成に必要なオプションを保存するために使用される sigstore 署名パラメーター YAML ファイルです。

  3. イメージに署名し、レジストリーにプッシュします。

    $ podman push --sign-by-sigstore=file.yml <registry>/<namespace>/<image>

    あるいは、同様の --sign-by-sigstore オプションを指定して skopeo copy コマンドを使用して、既存のイメージをコンテナーレジストリー間で移動しながら署名することもできます。

    警告

    パブリックサーバーへの送信には、公開鍵、証明書、および署名メタデータが含まれる点に注意してください。

    詳細は、システム上の containers-sigstore-signing-params.yamlpodman-push(1)、および container-registries.d の man ページを参照してください。

検証

  • イメージをプルします。

    $ podman pull <registry>/<namespace>/<image>

    先ほど設定した署名の存在を強制するには、podman pull コマンドを実行する必要があります。設定済みのレジストリーから、署名されていないイメージ、または誤ったキーで署名されたイメージを取得しようとすると、コマンドは失敗します。

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