3.2. FDO システムのコンポーネント
FIDO Device Onboarding (FDO) のオンボーディングでは、デバイス側のクライアントアプリケーションと、Manufacturing、Rendezvous、Owner という 3 つの専用 FDO サーバーが使用されます。
- デバイスクライアント
このアプリケーションはデバイスにインストールされ、以下の操作を実行します。
- デバイスの製造時に、クライアントアプリケーションは Manufacturing サーバーの支援を受けてデバイスの FDO 状態を初期化します。
- 最終所有者がデバイスをインストールすると、クライアントアプリケーションは Rendezvous サーバーおよび Owner FDO サーバーと連携してオンボーディングプロセスを実行します。
- Manufacturing サーバー
- デバイス製造元の拠点にデプロイされるこのサーバーは、FDO Device Initialization プロトコルを担当しており、FDO オンボーディングプロセスに向けてデバイスを準備し、所有権バウチャーを作成します。デバイスクライアントがデバイスの初期化を開始します。デバイスの初期化が完了すると、Manufacturing サーバーはオンボーディングプロセスに一切関与しなくなります。
- Rendezvous サーバー
- デバイスは、デバイス所有権の遅延バインディング (製造段階でデバイスの所有者が不明な場合に必要) を可能にするために、オンボーディングの開始時に、所有者をセキュアに識別するための検出サービスを必要とします。Rendezvous サーバーはこの検出サービスを提供します。デバイスクライアントは、オンボーディングプロセスの開始時に Rendezvous サーバーに接続し、Owner サーバーのネットワークアドレスを取得します。
- Owner サーバー
- Owner サーバーはデバイス所有者の組織によってデプロイされます。このシステムは、新しいデバイスを所有者の IoT インフラストラクチャーに統合する役割を果たします。デバイスが所有者の施設に設置され、初めて起動されると、デバイスクライアントが Owner サーバーに接続し、オンボーディングの最終段階を開始します。FDO オンボーディングプロセスは、Owner サーバーがデバイスの使用準備を完了した時点で完了します。