第2章 rpm-ostree ベースのデプロイ済みシステムから bootc ベースのシステムへの移行
RHEL 10.0 以降、RHEL Image Builder を使用して RHEL for Edge イメージをビルドできなくなりました。RHEL 10.0 以降のバージョンでは、OSbuild を使用したエッジアーティファクトの構築はサポートされなくなりました。代わりに、image mode for RHEL を使用して、エッジデプロイメントに適したオペレーティングシステムイメージを構築できます。必要に応じて、RHEL 9 で RHEL Image Builder を引き続き使用して、RHEL for Edge アーティファクトをビルドすることもできます。
image mode for RHEL を使用するには、RHEL 9 Image Builder から image mode for RHEL 10 にアップグレードし、image mode for RHEL を使用して、Edge のデプロイメントに使用できる起動可能なコンテナーイメージを構築してください。
image mode for RHEL 機能では、registry.redhat.io/rhel9/rhel-bootc にあるコンテナーイメージからオペレーティングシステムをカスタマイズできます。基本的な RHEL for Edge OSTree コミットと比較して、サイズと内容が類似した、より小さな bootc ベースイメージを最初から構築することもできます。
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Red Hat Enterprise Linux (RHEL) のイメージモードは、コンテナーネイティブアプローチを使用して、オペレーティングシステムを bootc ベースイメージ (rhel-bootc) として構築、デプロイ、管理するデプロイメント方法です。bootc ベースイメージ (rhel-bootc) には、カーネル、ファームウェア、ブートローダーなど、起動可能なオペレーティングシステムに必要なコンポーネントが含まれています。他のコンテナーと同じように、オペレーティングシステムを構築、デプロイ、管理できます。
image mode for RHEL を使用すると、アプリケーションコンテナーと同じツールと手法を使用して、オペレーティングシステムを構築、テスト、およびデプロイできます。Image Mode for RHEL は、registry.redhat.io/rhel10/rhel-bootc bootc イメージを使用することで利用できます。RHEL bootc イメージは、従来は除外されていた起動に必要な追加コンポーネント (カーネル、initrd、ブートローダー、ファームウェアなど) が含まれている点で、既存のアプリケーションの Universal Base Images (UBI) とは異なります。
Image Mode for RHEL は、ブループリントのカスタマイズによる rpm-ostree ファイルシステムをサポートしていません。osbuild-composer を使用して bootc イメージからディスクイメージを構築できません。代わりに、bootc-image-builder を使用して、bootc イメージからディスクイメージを生成します。