3.3. FDO ワークフロー


FDO ワークフローは、デバイスを製造段階から完全に設定済みの運用状態へと移行させる 2 つの主要な段階から構成されています。

  1. デバイスの初期化 (FDO DI プロトコル)

    1. デバイスクライアントが製造元サーバーに接続します。
    2. クライアントとサーバーが認証情報を生成します。認証情報はクライアントによってデバイスに保存されます。
    3. 製造元サーバーが、Rendezvous サーバーのネットワークアドレス (または Rendezvous (RV) バイパスの場合は Owner サーバーのネットワークアドレス) を含む所有権バウチャーを生成します。
    4. 製造元サーバーが、デバイスにグローバル一意識別子 (GUID) を割り当てます。
    5. デバイスの初期化が完了し、デバイスを所有者の施設でオンボーディングする準備が完了します。
  2. オンサイトオンボーディング (FDO プロトコル TO0、TO1、TO2)

    1. デバイスが初めて起動する前に、サーバー管理者が所有権バウチャーを Owner サーバーにアップロードします。
    2. アップロードすると、Owner サーバーが所有権バウチャーから Rendezvous サーバーのネットワークアドレスを抽出します。
    3. Owner サーバーが Rendezvous サーバーに接続し、所有権バウチャーを使用して、対応するデバイスの正当な所有者であることを証明します。
    4. デバイスクライアントが Owner サーバーと通信できるように、Owner サーバーが Rendezvous サーバーに自身のネットワークアドレスを提供します。
    5. Rendezvous サーバーが、後でデバイスクライアントが使用できるように、Owner サーバーの情報を保存します。
    6. 初回起動時、デバイスクライアントは内蔵のデバイス認証情報から Rendezvous サーバーのネットワークアドレスを取得し、Rendezvous サーバーに接続します。
    7. Rendezvous サーバーが、デバイスの所有権バウチャーと関連付けられた所有者ネットワークアドレスを検索し、それらをデバイスクライアントに返します。
    8. デバイスクライアントが Rendezvous サーバーとの接続を切断し、指定されたネットワークアドレスを使用して Owner サーバーへの接続を試みます。
    9. デバイスクライアントと Owner サーバーが、所有権バウチャーとデバイス認証情報を使用して相互に認証を行うことで、相互の信頼関係を確立します。
    10. デバイスクライアントと Owner サーバーが、セキュアに暗号化された通信チャネルを確立します。
    11. Owner サーバーが、ServiceInfo のキー値データを交換することにより、セキュアなチャネルを介してデバイスをプロビジョニングします。
    12. デバイスクライアントが、ServiceInfo のデータを使用して、目的のデバイス設定を実装します。
    13. 設定プロセスが完了すると、デバイスが動作可能になり、FDO ワークフローが終了します。
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