10.3. 選択的フェンシング用の明示的なウォッチドッグデバイスの作成
正常に機能するハードウェアウォッチドッグが一部のノードに存在しない異種混在クラスターでは、明示的なフェンシングリソースを作成することで、サポートされているノードにのみ watchdog-only フェンシングを確実に適用できます。
前提条件
- SBD が、サポートされているノードで watchdog-only モードで有効になっている。
- ターゲットノードに、正常に機能するハードウェアウォッチドッグデバイスが搭載されている。
手順
ウォッチドッグフェンシングリソースを作成します。
pcmk_host_list属性を使用して、正常に機能するウォッチドッグデバイスを持つノードのみを指定します。# pcs stonith create watchdog_fencing fence_watchdog pcmk_host_list="node-01,node-02"-
クラスター内に
pcmk_host_listに含まれていないノードが存在する場合は、それらのノードに対して代替のフェンシング方法 (IPMI や電源ベースのエージェントなど) を設定します。 ウォッチドッグをフォールバックとして使用するように、フェンシングレベルを設定します。プライマリーフェンシングエージェントをレベル 1 に、ウォッチドッグエージェントをレベル 2 に設定します。
# pcs stonith level add 1 node-01 ipmi_fencing # pcs stonith level add 2 node-01 watchdog_fencing
検証
リソースの適用範囲が指定したホストに限定されていることを確認します。
# pcs stonith config watchdog_fencingクラスターがフェンシングトポロジーを認識していることを確認します。
# pcs stonith level