18.3.3. 障害時の昇格リソースの降格
昇格可能なリソースを設定すると、そのリソースの昇格 (promote) または監視 (monitor) アクションが失敗した場合や、リソースが稼働しているパーティションがクォーラムを失った場合に、そのリソースを完全に停止させるのではなく、降格させることができます。これにより、リソースを完全に停止させてしまった場合には手動での介入が必要になるような状況でも、手動介入の必要性を回避できます。
手順
promoteアクションが失敗したときに昇格可能なリソースを降格するように設定するには、次の例のように、on-fail操作メタオプションをdemoteに設定します。# pcs resource op add my-rsc promote on-fail="demote"monitorアクションが失敗したときに昇格可能なリソースを降格するように設定するには、intervalをゼロ以外の値に設定し、on-fail操作メタオプションをdemoteに設定して、roleをPromotedに設定します。# pcs resource op add my-rsc monitor interval="10s" on-fail="demote" role="Promoted"クラスターパーティションでクォーラムが失われると、昇格されたリソースが降格されますが、実行され続け、他のすべてのリソースが停止されるようにクラスターを設定するには、
no-quorum-policyクラスタープロパティーをdemoteに設定します。操作の
on-failメタ属性をdemoteに設定しても、リソースの昇格を決定する方法には影響しません。影響を受けるノードのプロモーションスコアが引き続き最高となっている場合は、再度昇格するように選択されます。