18.6.2. コマンドラインを使用した仮想 CPU の追加と削除
仮想マシンの CPU パフォーマンスを増減するには、仮想マシンに割り当てられた仮想 CPU (vCPU) を追加または削除します。
実行中の仮想マシンで実行する場合、これは仮想 CPU の ホットプラグおよびホットアンプラグ とも呼ばれます。ただし、仮想 CPU のホットアンプラグは、RHEL 10 ではサポートされていません。Red Hat はこれを使用しないことを強く推奨しています。
前提条件
- Windows 仮想マシンに CPU をホットプラグするには、ゲスト OS がサポートされている Windows Server エディションを使用している必要があります。詳細は、認定ハイパーバイザーおよびゲストオペレーティングシステム (Red Hat ナレッジベース) を参照してください。
手順
オプション: 選択した仮想マシンで仮想 CPU の現在の状態を表示します。たとえば、仮想マシン testguest 上の仮想 CPU の数を表示するには、次のコマンドを実行します。
# virsh vcpucount testguest maximum config 4 maximum live 2 current config 2 current live 1この出力は、testguest が現在 1 つの仮想 CPU を使用しており、仮想マシンのパフォーマンスを向上させるために、さらに 1 つの仮想 CPU をホットプラグできることを示しています。ただし、再起動後は、testguest が使用する仮想 CPU の数が 2 に変わり、さらに 2 つの仮想 CPU をホットプラグできるようになります。
仮想マシンに接続できる仮想 CPU の最大数を調整します。この最大数は仮想マシンの次回の起動時に有効になります。
たとえば、仮想マシン testguest の仮想 CPU の最大数を 8 に増やすには、次のコマンドを実行します。
# virsh setvcpus testguest 8 --maximum --config最大値は、CPU のトポロジー、ホストハードウェア、ハイパーバイザー、およびその他の要因によって制限される可能性があることに注意してください。
仮想マシンに接続されている仮想 CPU の現在の数を、前のステップで設定した最大値に変更します。以下に例を示します。
実行中の testguest 仮想マシンに接続されている仮想 CPU の数を 4 に増やすには、次のコマンドを実行します。
# virsh setvcpus testguest 4 --liveこれにより、仮想マシンの次回の起動まで、仮想マシンのパフォーマンスおよび testguest のホスト負荷のフットプリントが高まります。
testguest 仮想マシンに接続されている仮想 CPU の数を永続的に 1 に減らすには、次のコマンドを実行します。
# virsh setvcpus testguest 1 --configこれにより、仮想マシンの次回の起動後に、仮想マシンのパフォーマンスおよび testguest のホスト負荷のフットプリントが低下します。ただし、必要に応じて、追加の仮想 CPU を仮想マシンにホットプラグして、一時的にパフォーマンスを向上させることができます。
検証
仮想マシンで仮想 CPU の現在の状態に変更が反映されていることを確認します。
# virsh vcpucount testguest maximum config 8 maximum live 4 current config 1 current live 4