19.9. セキュアブートを使用する Windows 仮想マシンの作成
仮想化ホストのセキュリティーを向上させるために、セキュアブート 機能を使用する Windows 仮想マシン (VM) を作成できます。セキュアブートにより、仮想マシンが暗号署名されたオペレーティングシステム (OS) を実行していることが保証されます。
セキュアブートは、ゲスト OS に対する特定の種類の攻撃を防ぐことができます。また、仮想化によってすでに提供されている隔離機能に加えて、ホスト OS に対する追加の保護層としても機能します。Red Hat では、ゲスト OS がセキュアブートをサポートしている場合は、それを有効にすることを推奨しています。
前提条件
- 仮想マシンが Q35 マシンタイプを使用している。
- ホストシステムは AMD64 または Intel 64 アーキテクチャーを使用します。
セキュアブート設定に必要なパッケージがホストにインストールされている。
# dnf install swtpm swtpm-tools edk2-ovmfゲストオペレーティングシステムのインストールソースが、ローカルまたはネットワーク上で利用可能である。これには、以下のいずれかの形式を使用できます。
- インストールメディアの ISO イメージ
既存の仮想マシンのディスクイメージ
警告RHEL 10 では、ホストの CD-ROM または DVD-ROM デバイスからインストールすることはできません。RHEL 10 で使用可能な仮想マシンインストール方法を使用するときに、インストールソースとして CD-ROM または DVD-ROM を選択すると、インストールが失敗します。詳細は、RHEL 7 or higher can’t install guest OS from CD/DVD-ROM (Red Hat ナレッジベース) を参照してください。
- オプション: インストールをより速く、簡単に設定するために、キックスタートファイルを利用できます。
手順
virt-installコマンドを使用して、コマンドラインを使用した仮想マシンの作成 で説明されているとおりに仮想マシンを作成します。--bootオプションには、uefi,firmware.feature0.name=enrolled-keys,firmware.feature0.enabled=yes値を使用します。以下に例を示します。
# virt-install \ *--name Win11SecBoot --memory 4096 \ --vcpus 4 --os-variant win11 \ --boot uefi,firmware.feature0.name=enrolled-keys,firmware.feature0.enabled=yes \ --tpm model=tpm-tis,backend.version=2.0 \ --disk boot_order=2,size=10 \ --disk boot_order=1,device=cdrom,bus=scsi,path=/images/Win11-installation.iso- 画面の指示に従って、OS のインストール手順を進めます。
検証
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Windows ゲストオペレーティングシステムで、System Information ツール (
msinfo32) を開きます。 - System Summary タブで、Secure Boot State パラメーターが On になっていることを確認します。