2.6. 論理ダンプを使用した MySQL データのバックアップと復元


MySQL データの論理バックアップは、データの復元に必要な SQL ステートメントで構成されます。物理バックアップに対する論理バックアップの利点は、異なるハードウェア構成や MySQL バージョンでもデータを復元できることです。

2.6.1. mysqldump を使用した論理バックアップの実行

mysqldump ユーティリティーは、1 つ以上のデータベースをエクスポートできるバックアップユーティリティーです。mysqldump の出力は通常、サーバーテーブル構造を再作成したり、そこにデータを入力したり、またはその両方を行う SQL ステートメントで構成されます。

mysqldump バックアップを実行するには、以下のいずれかのオプションを使用できます。

  • 選択したデータベースを 1 つまたは複数バックアップ
  • すべてのデータベースをバックアップする。
  • あるデータベースのテーブルのサブセットのバックアップを作成する。

手順

  • 単一のデータベースをダンプするには、以下を実行します。

    # mysqldump [options] --databases db_name > backup-file.sql
  • 複数のデータベースを一度にダンプするには、次のコマンドを実行します。

    # mysqldump [options] --databases db_name1 [db_name2 ...] > backup-file.sql
  • すべてのデータベースをダンプするには、以下を実行します。

    # mysqldump [options] --all-databases > backup-file.sql
  • 1 つ以上のダンプされたフルデータベースをサーバーにロードし直すには、以下を実行します。

    # mysql < backup-file.sql
  • データベースをリモート MySQL サーバーにロードするには、以下を実行します。

    # mysql --host=remote_host < backup-file.sql
  • 1 つのデータベースからテーブルのサブセットをダンプするには、mysqldump コマンドの末尾に、選択したテーブルのリストを追加します。

    # mysqldump [options] db_name [tbl_name ...] > backup-file.sql
  • 1 つのデータベースからダンプされたテーブルのサブセットをロードするには、以下を実行します。

    # mysql db_name < backup-file.sql
    注記

    この時点で、db_name データベースが存在している必要があります。

  • mysqldump がサポートするオプションのリストを表示するには、以下を実行します。

    $ mysqldump --help
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