1.11.2. ユーザー共有の追加


Samba でユーザー共有機能を有効にすると、ユーザーは net usershare add を使用して、root 権限なしで Samba サーバーのディレクトリーを共有できます。

net usershare add コマンドの構文:

net usershare add share_name path [[ comment ] | [ ACLs ]] [ guest_ok=y|n ]

重要

ユーザー共有の作成時に ACL を設定する場合は、ACL の前に comment パラメーターを指定する必要があります。空のコメントを設定するには、空の文字列を二重引用符で囲みます。

管理者が、[global] セクションで usershare allow guests = yes を設定している場合、ユーザーはユーザー共有上でのみゲストアクセスを有効にできます。この設定は /etc/samba/smb.conf ファイルにあります。

例1.5 ユーザー共有の追加

ユーザーが、Samba サーバーで /srv/samba/ ディレクトリーを共有する場合があります。共有には、example という名前を付け、コメントを設定しないようにし、ゲストユーザーがアクセスできるようにします。また、共有権限は、AD\Domain Users グループへのフルアクセスと、その他のユーザーへの読み取り権限を設定する必要があります。この共有を追加するには、そのユーザーで以下を実行します。

$ net usershare add example /srv/samba/ "" "AD\Domain Users":F,Everyone:R guest_ok=yes
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