1.16.2. プリンタードライバーに関する基本情報
Samba におけるプリンタードライバーに関する重要な概念には、サポートされているバージョンと制限事項が含まれます。ドライバーの準備と、32 ビットおよび 64 ビットの Windows クライアントと互換性のあるドライバーの提供は、環境に応じて適用されます。
対応しているドライバーモデルのバージョン
Samba はプリンタードライバーのバージョン 3 のみをサポートしています。このバージョンは、Windows 2000 以降および Windows Server 2000 以降でサポートされています。Samba は、Windows 8 および Windows Server 2012 で導入されたドライバーモデルのバージョン 4 には対応していません。ただし、これ以降の Windows バージョンは、バージョン 3 のドライバーにも対応しています。
パッケージ対応ドライバー
Samba は、パッケージ対応ドライバーに対応していません。
アップロードするプリンタードライバーの準備
Samba プリントサーバーにドライバーをアップロードする場合は、以下を行います。
- ドライバーが圧縮形式で提供されている場合は、ドライバーを展開します。
一部のドライバーでは、Windows ホストにドライバーをローカルにインストールするセットアップアプリケーションを起動する必要があります。状況によっては、インストーラーがセットアップ実行中に個々のファイルをオペレーティングシステムの一時フォルダーに抽出します。アップロードにドライバーファイルを使用するには、以下のコマンドを実行します。
- インストーラーを起動します。
- 一時フォルダーから新しい場所にファイルをコピーします。
- インストールをキャンセルします。
プリントサーバーへのアップロードをサポートするドライバーは、プリンターの製造元にお問い合わせください。
クライアントに 32 ビットおよび 64 ビットのプリンター用ドライバーを提供
32 ビットおよび 64 ビットの Windows クライアントのプリンタードライバーを提供するには、両方のアーキテクチャーに対して、同じ名前のドライバーをアップロードする必要があります。たとえば、32 ビットのドライバー Example PostScript および 64 ビットのドライバー Example PostScript (v1.0) をアップロードする場合、不一致となります。その結果、ドライバーのいずれかをプリンターに割り当てることしかできなくなり、両方のアーキテクチャーで使用できなくなります。