1.3.2. ローカルユーザーアカウントの作成および有効化


共有フォルダーに接続するユーザーを認証するには、Samba ホスト上にアカウントを作成します。オペレーティングシステムと Samba データベースの両方にアカウントを作成します。オペレーティングシステムのアカウントは ACL を検証し、Samba アカウントはユーザーを認証します。

passdb backend = tdbsam のデフォルト設定を使用すると、Samba はユーザーアカウントを /var/lib/samba/private/passdb.tdb データベースに保存します。

example という名前のローカル Samba ユーザーを作成できます。

前提条件

  • Samba が、スタンドアロンサーバーとしてインストールされている。

手順

  1. オペレーティングシステムアカウントを作成します。

    # useradd -M -s /sbin/nologin example

    このコマンドは、ホームディレクトリーを作成せずに、example アカウントを追加します。アカウントが Samba への認証のみに使用される場合は、/sbin/nologin コマンドをシェルとして割り当てます。これにより、アカウントはローカルにログインできなくなります。

  2. オペレーティングシステムのアカウントにパスワードを設定して、これを有効にします。

    # passwd example
    Enter new UNIX password: password
    Retype new UNIX password: password
    passwd: password updated successfully

    Samba は、オペレーティングシステムのアカウントに設定されたパスワードを使用して認証を行いません。ただし、アカウントを有効にするには、パスワードを設定する必要があります。アカウントが無効になると、そのユーザーが接続した時に Samba がアクセスを拒否します。

  3. Samba データベースにユーザーを追加し、そのアカウントにパスワードを設定します。

    # smbpasswd -a example
    New SMB password: password
    Retype new SMB password: password
    Added user example.

    このアカウントを使用して Samba 共有に接続する場合に、このパスワードを使用して認証を行います。

  4. Samba アカウントを有効にします。

    # smbpasswd -e example
    Enabled user example.
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