2.6. /etc/exports 設定ファイル
/etc/exports ファイルは、サーバーがエクスポートするディレクトリーを制御します。各行には、エクスポートポイント、ディレクトリーのマウントを許可するクライアントの空白区切りリスト、および各クライアントのオプションが含まれています。
/etc/exports のエントリーの形式は次のとおりです。
<directory> <host_or_network_1>(<options_1>) <host_or_network_n>(<options_n>)...
以下は /etc/exports のエントリーの各部分です。
- <directory>
- エクスポートするディレクトリー。
- <host_or_network>
- エクスポートを共有するホストまたはネットワーク。たとえば、ホスト名、IP アドレス、または IP ネットワークを指定できます。
- <options>
- ホストまたはネットワークのオプション。
クライアントとオプションの間にスペースを追加すると、動作が変わります。たとえば、次の行はそれぞれ意味が異なります。
/projects client.example.com(rw)
/projects client.example.com (rw)
最初の行では、サーバーは client.example.com に対してのみ、/projects ディレクトリーを読み取り/書き込みモードでマウントすることを許可します。他のホストは共有をマウントできません。しかし、2 行目の client.example.com と (rw) の間のスペースによって動作が変わります。サーバーはディレクトリーを読み取り専用モード (デフォルト設定) で client.example.com にエクスポートします。他のすべてのホストは、その共有を読み取り/書き込みモードでマウントできます。
NFS サーバーは、エクスポートされた各ディレクトリーに対して次のデフォルト設定を使用します。
| デフォルト設定 | 説明 |
|---|---|
|
| ディレクトリーを読み取り専用モードでエクスポートします。 |
|
| NFS サーバーは、以前の要求で発生した変更がディスクに書き込まれるまで、要求に応答しません。 |
|
| 別の書き込み要求が保留中であると疑われる場合、サーバーはディスクへの書き込みを遅延します。 |
|
|
クライアントの |
exportfs コマンドを使用して、エクスポートされたファイルシステムを表示および管理できます。詳細は、システム上の exportfs(8) man ページを参照してください。