1.20.3. net rpc share コマンドの使用
net rpc share コマンドは、ローカルまたはリモートの Samba または Windows サーバーの共有のリスト表示、追加、および削除を行う機能を提供します。
共有のリスト表示
SMB サーバーの共有をリスト表示するには、net rpc share list コマンドを使用します。必要に応じて、-S server_name パラメーターをコマンドに渡して、リモートサーバーの共有をリスト表示します。以下に例を示します。
# net rpc share list -U "DOMAIN\administrator" -S server_name
Enter DOMAIN\administrator's password:
IPC$
share_1
share_2
...
/etc/samba/smb.conf ファイルのセクション内に browseable = no が設定されている Samba サーバーでホストされている共有は、出力には表示されません。
共有の追加
net rpc share add コマンドを使用すると、SMB サーバーに共有を追加できます。
たとえば、C:\example\ ディレクトリーを共有するリモートの Windows サーバーに、共有 example を追加するには、以下のコマンドを実行します。
# net rpc share add example="C:\example" -U "DOMAIN\administrator" -S server_name
Windows のディレクトリー名を指定する際は、パスの末尾のバックスラッシュを省略する必要があります。
このコマンドを使用して Samba サーバーに共有を追加するには、以下を行います。
-
-Uパラメーターで指定したユーザーは、出力先サーバーでSeDiskOperatorPrivilege特権が付与されている必要があります。 -
共有セクションを、
/etc/samba/smb.confファイルに追加し、Samba を再読み込みするスクリプトを記述する必要があります。スクリプトは、/etc/samba/smb.confの[global]セクションのadd share commandパラメーターで設定する必要があります。詳細は、システム上のsmb.conf(5)man ページにあるadd share commandの説明を参照してください。
共有の削除
net rpc share delete コマンドを使用すると、SMB サーバーから共有を削除できます。
たとえば、example という名前の共有を、リモートの Windows サーバーから削除するには、以下のコマンドを実行します。
# net rpc share delete example -U "DOMAIN\administrator" -S server_name
このコマンドを使用して Samba サーバーから共有を削除するには、以下のコマンドを実行します。
-
-Uパラメーターで指定したユーザーは、SeDiskOperatorPrivilege特権が付与されている必要があります。 -
/etc/samba/smb.confファイルから共有のセクションを削除し、Samba を再読み込みするスクリプトを記述する必要があります。スクリプトは、/etc/samba/smb.confの[global]セクションのdelete share commandパラメーターで設定する必要があります。詳細は、システム上のsmb.conf(5)man ページのdelete share commandの説明を参照してください。