12.11. ログ解析ツールを使用したクライアント要求の追跡
System Security Services Daemon (SSSD) のログアナライザーツールは、詳細なログを解析して要求チェーンを再構築します。このユーティリティーは、特定のクライアント要求に関連するエントリーのみを表示するように出力をフィルタリングして、大量のログファイルの分析を単純化します。
このツールを使用すると、複数の SSSD コンポーネントのログファイルをまたいで、要求の開始から終了まで追跡できます。
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アナライザーは、複数の SSSD プロセスをまたいで NSS 要求および PAM 要求を関連付けます。クライアント ID を使用して要求のライフサイクルを追跡するため、特定の認証または検索の試行を特定するために使用できます。
ログ解析ツールを使用すると、複数の SSSD コンポーネントからのログファイルにわたり、SSSD の要求を最初から最後まで追跡できます。sssctl analyze コマンドを使用してアナライザーツールを実行します。
ログ解析ツールは、SSSD の NSS および PAM の問題をトラブルシューティングし、SSSD デバッグログの確認を容易化するのに役立ちます。SSSD プロセス全体の特定のクライアントリクエストにのみ関連する SSSD ログを抽出して出力できます。
SSSD は、ユーザー認証 (su、ssh) 情報とは別に、ユーザーおよびグループの ID 情報 (id、getent) を追跡します。NSS レスポンダのクライアント ID(CID) は PAM レスポンダーの CID とは独立しており、NSS と PAM のリクエストを解析すると重複した数値が表示されます。--pam オプションを sssctl analyze コマンドとともに使用して、PAM リクエストを確認します。
SSSD メモリーキャッシュから返された要求はログに記録されず、ログ解析ツールで追跡できません。