4.6.2. 単一の AWS アベイラビリティーゾーンに限定されたプライベート IP アドレスを管理するための IP アドレスリソースの作成
Amazon Web Services (AWS) のアベイラビリティーゾーン (AZ) では、プライベート IP アドレスを使用できます。このアドレスは、Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 高可用性 (HA) クラスター内の該当ゾーンに限定されます。このアドレスを使用して、AWS セカンダリープライベート IP アドレス (awsvip) リソースを設定します。
前提条件
- クラスターが設定されている。
- クラスターノードが RHEL HA リポジトリーにアクセスできる。詳細は、高可用性パッケージとエージェントのインストール を参照してください。
- AWS CLI を設定している。詳細は、AWSCLI2 のインストール を参照してください。
手順
resource-agentsパッケージをインストールします。# dnf install resource-agentsオプション:
awsvipのオプションとデフォルトの操作を表示します。# pcs resource describe awsvipVPC CIDRブロック内の未使用のプライベート IP アドレスを使用して、セカンダリープライベート IP アドレスを作成します。[root@ip-10-0-0-48 ~]# pcs resource create privip awsvip secondary_private_ip=10.0.0.68 --group networking-groupセカンダリープライベート IP アドレスはリソースグループに含まれます。
vipリソース ID とnetworking-groupグループ名を持つ仮想 IP リソースを作成します。root@ip-10-0-0-48 ~]# pcs resource create vip IPaddr2 ip=10.0.0.68 --group networking-groupVirtual Private Cloud (VPC) の IP アドレスは、フェンスノードからフェイルオーバーノードにマッピングされ、サブネット内のフェンスノードの障害をマスクします。仮想 IP が、前の手順で作成したセカンダリープライベート IP アドレスと同じリソースグループに属していることを確認します。
検証
クラスターのステータスを確認し、リソースが利用可能であることを確認します。
[root@ip-10-0-0-48 ~]# pcs status Cluster name: newcluster Stack: corosync Current DC: ip-10-0-0-46 (version 1.1.18-11.el7-2b07d5c5a9) - partition with quorum Last updated: Fri Mar 2 22:34:24 2018 Last change: Fri Mar 2 22:14:58 2018 by root via cibadmin on ip-10-0-0-46 3 nodes configured 3 resources configured Online: [ ip-10-0-0-46 ip-10-0-0-48 ip-10-0-0-58 ] Full list of resources: clusterfence (stonith:fence_aws): Started ip-10-0-0-46 Resource Group: networking-group privip (ocf::heartbeat:awsvip): Started ip-10-0-0-48 vip (ocf::heartbeat:IPaddr2): Started ip-10-0-0-58 Daemon Status: corosync: active/disabled pacemaker: active/disabled pcsd: active/enabledこの例では、
newclusterは、vipやelasticなどのリソースがnetworking-groupリソースグループの一部であるアクティブクラスターです。