1.2. RHEL のパブリッククラウドのユースケース
パブリッククラウドにアプリケーションをデプロイするかどうかは、ユースケースによって異なります。デプロイメントをパブリッククラウドに移行することが有益かどうかを評価する際には、Red Hat Enterprise Linux (RHEL) デプロイメントの利点を考慮してください。
- 有益なユースケース
パブリッククラウドインスタンスは、必要に応じてコンピューティング能力を効果的にオン/オフできます。これは スケールアップ および スケールダウン として知られています。次の場合、パブリッククラウド上で RHEL を使用できます。
- ワークロードのピークが存在し、かつ平時のパフォーマンス要件が低いクラスターは、柔軟なスケーリングの恩恵を受けます。要求に応じてスケールアップおよびスケールダウンすることで、リソースコストの面で高い効率が得られる場合があります。
- クラスターを迅速にセットアップまたは拡張する場合。これにより、ローカルサーバーのセットアップにかかる高額な初期費用が回避されます。
- ローカル環境の変更はクラウドインスタンスには影響しません。したがって、バックアップや障害復旧に使用できます。
- 問題が発生する可能性のあるユースケース
- 調整不可能な既存の環境を運用している場合。既存のデプロイメントニーズに合わせてクラウドインスタンスをカスタマイズすることが、経済的に効率的ではない可能性があります。現在のホストプラットフォームの方が、コスト効率が高い可能性があります。
- 厳しい予算制限の中で運用している場合。ローカルのデータセンターは、一般的にパブリッククラウドよりも柔軟性に劣ります。しかし、リソースの最大コストをより細かく制御できるという利点があります。