16.2. クライアントインストールが DNS レコードの更新に失敗した場合の問題の解決
Identity Management (IdM) クライアントの DNS レコードの作成失敗を解決するには、動的 DNS 更新を有効にし、必要なファイアウォールポートを開放します。
IdM クライアントインストーラーは、nsupdate コマンドで PTR、SSHFP、および追加の DNS レコードを作成します。ただし、クライアントソフトウェアのインストールおよび設定後にクライアントが DNS レコードを更新できない場合には、インストールプロセスは失敗します。
この問題を解決するには、設定を検証し、/var/log/client-install.log で DNS エラーを確認します。
前提条件
- IdM 環境の DNS ソリューションとして IdM DNS を使用している。
手順
クライアントが所属する DNS ゾーンの動的更新が有効になっていることを確認します。
[user@server ~]$ ipa dnszone-mod idm.example.com. --dynamic-update=TRUEDNS サービスを実行している IdM サーバーで、TCP プロトコルと UDP プロトコルの両方でポート 53 が開かれていることを確認します。
[user@server ~]$ sudo firewall-cmd --permanent --add-port=53/tcp --add-port=53/udp[sudo] password for user: success[user@server ~]$ firewall-cmd --runtime-to-permanentsuccessgrepユーティリティーを使用して、/var/log/client-install.logからnsupdateコマンドの内容を取得し、どの DNS レコードの更新が失敗しているかを確認します。[user@server ~]$ sudo grep nsupdate /var/log/ipaclient-install.log