5.5. adcli create-msa コマンドのオプション
adcli create-msa コマンドは、アカウントのプロビジョニングをカスタマイズするための引数を受け付けます。以下のオプションにより、管理者は組織単位 (OU) を指定したり、DNS 命名規則をオーバーライドしたり、カスタムのキータブパスを定義したり、セキュアな LDAPS 通信を強制したりすることができます。
adcli ユーティリティーに渡すことができるグローバルオプションのほかに、MSA (Managed Service Accounts) の処理方法を制御する以下のオプションを指定できます。
-N、--computer-name-
Active Directory (AD) ドメインで作成される MSA の短縮名 (ドットなし)。名前を指定しない場合、
--host-fqdnの最初の部分、またはそのデフォルト値がランダムなサフィックスとともに使用されます。 -O、--domain-ou=OU=<path_to_OU>-
MSA を作成する
OUの完全な識別名。この値を指定しないと、MSA がデフォルトの場所のOU=CN=Managed Service Accounts,DC=EXAMPLE,DC=COMに作成されます。 -H、--host-fqdn=host- ローカルマシンの完全修飾 DNS ドメイン名をオーバーライドします。このオプションを指定しない場合は、ローカルマシンのホスト名が使用されます。
-K、--host-keytab=<path_to_keytab>-
MSA 認証情報を保存するホストのキータブのパス。この値を指定しない場合は、デフォルトの場所の
/etc/krb5.keytabが使用され、/etc/krb5.keytab.domain.example.comのように小文字の Active Directory ドメイン名が接尾辞として追加されます。 --use-ldaps- セキュア LDAP (LDAPS) チャネルを介して MSA を作成します。
--verbose- MSA の作成時に、詳細情報を出力します。
--show-details- MSA の作成後に、その MSA に関する情報を出力します。
--show-password- MSA の作成後、MSA パスワードを出力します。